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なまけものおやつ  作者: 楠結衣


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8/21

森の歌姫〜香月よう子さまIAFA〜

IAFAイメージアニマルファンアートは、作者さまを動物に見立てたファンアートです(*´꒳`*)

香月よう子さまはカナリアっぽいなあと思って贈ったらSSを読んでみたいとリクエストをいただいて書いたものです♪

 

 ある森の奥に癒しの声をもつ美しいカナリアが住んでおりました。

 カナリアが唄うと森の動物は心の中がほわりとあたたかい気持ちに包まれてうっとりと聞き入りました。まるでしあわせが煌めくような唄声なので、カナリアは森の歌姫と呼ばれるようになりました。


 カナリアは綺麗なものや美味しいものがなによりも好きでしたので、森の動物たちはきらきら輝くきれいな石や森に実る木の実や果実を見つけると、カナリアに贈るのです。

 カナリアは森の動物たちの優しい気持ちが嬉しくて、またとびきり美しい唄をつむぐのです。


挿絵(By みてみん)


 ある日、カナリアが湖のほとりで水浴びをしていると一羽の青い鳥がやってきました。


「まあ、すてき……」

「なんて美しい――!」


 カナリアはどこまでも澄んだ青色に、青い鳥は煌めく黄色に、お互い一目で恋に落ちたのです。


 それから二羽はいつでも一緒にいるようになりました。

 青い鳥はとても優しく、カナリアに似合うときれいな花かんむりを贈ります。カナリアは小さな胸がいっぱいになり、しあわせの唄を響かせるのです。


 そんな二羽を見ていた森の動物たちは、お似合いな二羽に結婚式をプレゼントすることにしました。

 くまのパティシエはとびきり大きなケーキを焼き、りすは木苺をつみました。うさぎは二羽のかんむりをあみ、きつねは飾りつけをして、たぬきはシャンパンを用意しました。


挿絵(By みてみん)


 こうして、カナリアと青い鳥はいつまでもしあわせに暮らし、森の奥ではしあわせな歌がいつも聞こえてきたそうです――。



 おしまい

読んでいただき、ありがとうございます♪


よう子さん、春にはじまる恋物語企画の主催お疲れさまでした(*´꒳`*)

カナリア(よう子さん)と青い鳥(旦那さま)の物語でした。


おしまいです。



挿絵(By みてみん)

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6.22コミカライズ単話配信スタート(*´˘`*)♡
豊穣の聖女


恋愛作品を色々書いています୧꒰*´꒳`*꒱૭✧
よかったらのぞいてみてください♪
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