オタクが表現の自由を叫ぶときに思うこと
オタクが表現の自由を叫ぶときってまあ大体エロですよね。それも「非18禁媒体での」エロです。非18禁でチキンレース開始→お仕置きをくらう→表現の自由!のテンプレコースです。
はっきり言います、表現の自由を脅かしてるのはオタク自身です。
物事を規制するならこれはダメあれはダメと明分化するのが一番楽です、例外を認めず書いてあることは全部バッサリと禁止なのですから。ですがそうすると自由度は一気に狭まります、少しだけど自分の作品が禁止事項に抵触しちゃうよ……といった人も続出します。そのため意図的にある程度緩く作られているのです、自由のために。
ですがそういった緩さを悪用する人間が現れ始めて、グレーゾーンで過激さチキンレースを始める訳ですね。そうすると政府も放置はできません。そうやって悪用するならこっちだって緩くやりません、ばっちり規制しますとなるわけです。
この場合悪いのは政府なのでしょうか?私にはオタクの自爆としか思えません。加害者は意図的にグレーゾーンで遊んでいたオタクで、被害者は意図せずグレーゾーンにいたオタクです。仮に本当にオタク作品の未来を憂い表現の自由を守りたいと考えるのならば、被害者のオタクの為にもむしろ彼らは一番批判的であるべきなのです。
自由というのはいつの間にか与えられている何をしても良い権利ではありません。私たちは自由を守るために日々努力するべきなのです。