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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エナジードリンク

作者: 若葉柊

私にはある友達がいるの。その子は成績優秀で、テスト前はこれでもかってくらい勉強してるみたいなの。だから学年末試験前、私はこの子のアパートにお泊まり勉強会をしに来たの。

カリカリカリ

さすがの集中力ね。全然疲れを見せてないわ。

カリカリカリ

2時間経ったわね…。流石に少し眠いわ。

カリカリカリ

「ふわぁ〜」

あくびしてるわ。流石にこの子も限界なのかな?で

カリカリカリ

ん、少しトイレに行きたくなってきたわ。

「ごめんね!ちょっとトイレ行ってくる!」

ジャー

ふぅ、あれ?ペンの音がしないわ?それに何やら奇声のようなものが…。怖いからドアの隙間からチラ見してみましょう。

そこには…。あの子がうでをカッターで傷つけていた。

(えっ?なに?自傷癖?)

すると、彼女の腕からは血液ではなく少し濁った水のようなものが吹き出始めた。そして、傷口に口をつけると彼女は叫びながらそれを飲み始めた。

「ンンンン!!!オイチィ!オイチィ!エナジードリンクオイチィ!コレデネレナイ!マタガクネンイチイダヨォ!!!」

(えっ?なにあれ?)

「ネェソコニイルノハシッテルノォ!アナタモイッショニノミマショウ!!!!」

「えっ!いやぁ!」

彼女は目の前で反対の腕を切った。そこからも例のごとく濁った水が吹き出てきた。そして、頭を押さえつけられる感じでそれを飲んだ。

「ナニコレオイチィ!オイチィヨォ!コレデタクサンベンキョウデキルノォ!!!」

これが私の新しい勉強法になるのであった。

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