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タイムトLOVEル(修正版)  作者: No,318
past
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08

「うぎゃぁああああぁあぁ!!!!」


「うるさい娘じゃのう」


異空間のようなところが見えていたかと思うと、凄い速さで場所を移動しているようだった。


そして、あっと言う間にある場所へ抜けたようだ。




が、しかし…




「え………?」




そこは遥か空の上のようで…


「うぎゃぁあぁ!!!!落ちるーーーーー!!!!!!」


物凄い速さで落下しているようだ。


私は落下しながらある動物へと姿を変えていった。


バタつかせる手は白い羽に変わり、


足は黄色くひらぺったくなった。


バサバサと音を立てながら私はついに地面に着地した。




ペタッ!!




ゆっくり目を開けた。


目の前にあった水溜りに顔を覗かせた。


そこに映った姿は………







「グワ・・・グワワーーーーー!!!!!!??」







アヒルかよーーーー!!!!!!!


猫か犬だと思ってたのによりによってアヒルだなんて・・・


大丈夫なのか…???


辺りを見回すと、場所は分るのだが明らかに少し風景が違っていた。


どうやら4年前に来れてしまったようだ。


たった数年でもだいぶ風景が変わっていたことを実感した。


2年前に取り壊された時計柱もある。


ほ…ほんとに来たんだ!!


時間を見ると朝の7時30分を指していた。


あれ?もう朝なの??


確か飛んだのは夜だったはず…


そう疑問に思っているとジジィは頭をかきながら言った。


「フォッフォ、スマンスマン。久々に使ったんでの、手元がくるってほんの10時間ほど削ってしまったわい」


なにぃいぃいいぃ!!!!!


ちょっとジジィ!!!!!何してくれるんだ!!!!!!


という事は…あと38時間しかないって事!??


わーー!!!モタモタしてたらあっと言う間に過ぎちゃうよ!!!


とりあえずこの時間帯は…生徒たちが登校している時間だ!!


「フォッフォッフォ、では時間になったら迎えに来るでの」


そう言ってジジィは消えてしまった。

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