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タイムトLOVEル(修正版)  作者: No,318
future
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「俺、ずっと好きだったんだ。その子が」










え?



嘘……!?




何て……?



で…でも私だって事一言も言ってないし……


もしかして私だって気がついてない???


え?


でも好きだったって事は知ってるよね……?


嘘嘘!!!


や、でもここで絵描いてたの私以外にもいたかもしれないし、


あれ?


でも写生って3年生の時にしかやってないし。


えっとえっと……えぇ!!?





「アヒルが逃げた日にさ、必死で追っかけてきたその子に応援されて、すっげ嬉しくってさ。大会で優勝したら告白しようと思ってたんだ。でも決勝で負けてさ。ガキって馬鹿だよな〜!そんなことにこだわって結局言えずじまい。そのまま卒業しちゃって」




今物凄く大パニックです。




唖然としてると堀内が照れながら笑い出した。


「ここまで言って気がつかない?俺ショックだな〜〜」


堀内が私の事……


うそぉ!!!!


ほんとに!!!??


「でさ、あれってやっぱ誰かを描いてたの?」


「そ…それは!」


堀内の事描いてたなんて、恥ずかしくて言えないよ!!!!!


「なんだよ!隠すなよな!!俺だってぶっちゃけたんだからさ!」


いきなりの告白で心臓が爆発しそうなのと、恥ずかしいのとでもう死んでしまいそうだ。


でも、今なら私も言えるかも……


と言うか、今がそのときだ!!


「私……」


「ん?」


私はもう思い切って全部をぶつけた。










「私堀内の事が好き!」








「え……」


堀内が驚いた。


目を丸くして固まっている。


少しして堀内は顔を斜め下に反らした。


あ、良く考えたら、堀内は過去の事を言っただけで今の事ではなかったんぢゃ……


なのに私は今好きって……言っちゃっ………た。


ど、どど…どうしよう!!!!


恐る恐る堀内の顔を見上げた。


困ってる……!!!


あ〜〜〜早とちりしたぁああ!!!!!!!


そう思っていると堀内が沈黙を破った。


「マジ…で……」


うわーーーー!!!


やっぱり流石に卒業してからも好きだったとか引く??引くよね!!???


俺そんなつもりじゃ……


とか言われるのかな……???


ひえぇええぇぇん!!!!


ほんとにこれで終わっちゃうよぉ!!!!!


うわぁあぁん!!!!!!

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