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タイムトLOVEル(修正版)  作者: No,318
past
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日もすっかり暮れ、私はその時を待った。


もうここで何もできることはないんだ。


あとは時間になるまで待つだけ。


その頃、校内に一つの人影が現れた。


その人影はゆっくりと小屋に近づいてくる。




ザリ…ザリ…




砂利の広場を進む足音が不気味に響く。


小屋の近くに来た時。




パキッ!!




人影は枝を踏んだ。


私もその音に気がつく。


今の音……何?


再び足音が近づいてくる。


誰か来る……???


誰??誰??ジジィ??




ザリ…ザリ…ザリ…




何か怖いんですけど!!!!!





ザリ…ザリ…ザリ…ザリ!!





小屋の前に人影が現れた。


こっちを見ているのが分かりなんとも恐怖感を誘う。


ひぃいいぃぃぃ!!!!怖いよぅ!!!!こんな迎えの仕方しないでよ!!!




パチ!!




その時まぶしい光に晒された。



「グワアアァアアァ!!!」



「あ、ワリィ!!ビックリしたか??」


人影がしゃべった。


あれ?この声は…


人影が私を照らしたライトを自分に向けた。


「よ!俺だよ」


そこにいたのは堀内だった。


「ワワッ!!」


え?なんで??もうビックリしたぢゃん!!!!!


「俺今自主トレで走ってたんだ。近くまで来たからさ、ちょっと様子見に来てやったぜ」


堀内が優しく微笑みながら言った。


ドキン…


堀内の事が好きな気持ちを確信し、目の前にはその堀内がいる。


今まで異性を前にこんなにもドキドキした事があっただろうか。


ずっと忘れていた感情だった。


「へーー、ここってグランドが丸見えなんだな」


堀内がグランドの方を見て言った。


「この位置だと俺らのサッカー部だな。はは。お前特等席じゃん!」


そう言って堀内は満面の笑みを見せた。


こんな風にも笑うんだ、堀内って。


私が知ってる堀内は、背が高くて、瞳が凄く綺麗で、落ち着いてて、でも得意なサッカーの時は物凄く情熱的で熱い。


そのギャップに凄く魅力を感じて、気がついたら惹かれてた。


でも今また新たに知った。


こんなにステキな笑顔も持ってる人だってことを。


19歳になった今見ても、15歳のままの堀内には惚れ惚れとしてしまう。


そんな時、堀内は不意に位置を確かめて小屋の横に座った。


「この辺かな」


そこは、いつもナミが座ってる場所……


「いつもここで絵描いてる子がいるじゃん、ほら今日お前の事必死に追いかけたあいつな」


堀内が思い出し笑いをしながら言った。


ナミ…つまり私の事……だよね?


「あいつ、何でこんなとこで描いてるんだろうな〜って気になっててさ」


え??堀内が私の事意識してたの???


「丁度さグランドからも見えるんだよこの位置、こっから見るとこんな景色なんだな〜」


あ、そっか。


丸見えなら視界に入るし、毎日いたらそりゃ気になるよね…


別に特別な意味はないか。


思わず意味深に捕らえてしまった。


そんなことあるわけないのにさ。


私何勝手に期待しちゃってんだろ。

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