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タイムトLOVEル(修正版)  作者: No,318
past
18/37

18



ガチャン!!





………ガチャン?



松崎先生が小屋の戸を閉め、鍵をかけた。


ちょ、ま!!


先生私まだ中にいるんですけど!!!!


「おーし帰るぞ〜!」


松崎先生が皆に言うとゾロゾロと小屋を後にして行ってしまった。






私はアヒルで、



アヒルが迷い込んだ学校で預かってもらえる事になって、



飼い主見つかるまで皆で世話してくれて、



そのための小屋があって、



鍵も閉められて、



えーーーーと、






駄目ぢゃーーーーーーーーん!!!!!!!





駄目だって!!!


ちょっと行っちゃ駄目!!!


鍵は開けといてよ!!!


ちょっとーーー!!!


私の声は無残にも、ただのアヒルの声にしかならなかった……


不覚だった……


これぢゃチャンスどころぢゃないよ……


あーーもう!!なんでアヒルなのよ!!!!


とりあえず言葉が通じないのは痛すぎる!!!


事態は振り出し以下になってしまった。


とにかく考えなきゃ!!!


アヒルの私は寝床に座り込み、作戦を考え始め……







zzz




zzz







いつの間にか夢の世界に。


転寝から意識が戻ってくると、なにやら騒がしいのに気がつき目を覚ました。


だぁ!!!寝てたし!!!!


ハッと我に返ると、少し離れた場所で声がするのに気がつきその方向を見た。


小屋は丁度、サッカー部のグランドが見渡せる位置にあった。


そこではいつの間にか、部活が始まっており、その中に堀内がいた。


あ……なんだろ、あの堀内知ってる。


私の中の記憶で一番強い堀内の姿だ。


丁度こんな風景で……


でもなんでだろう……


そんなことを思いながら見ていると、後方から物音がした。

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