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タイムトLOVEル(修正版)  作者: No,318
past
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16

昼休みも終わり、5時間目は松崎先生の授業だったため、授業を変更して小屋の掃除をクラス皆で行う事になった。


さすがに何年も使われていないため、汚かった。


「あ、やっぱりココだ…」


ナミが呟いた時、私も思った。


あれ?この場所……何か懐かしい気がする。


「おっしゃーーー!!!やるぞーーーー!!!」


男子たちは張り切って掃除を始めた。


小屋の中を掃除する者、材料を調達に行く者、餌になる給食の余りを貰いにいく者、張り紙を作る者で、クラスは分担された。


ナミと堀内は材料を調達に行く班になった。


同じ班になれた嬉しさと、近づけない恥ずかしさで一杯な様子。


他の子と一緒に話しながら向かうが、実は話なんか上の空でナミはしっかり堀内の後姿を見ていた。


アヒルの寝床になりそうな藁がある場所に着き、皆で集め始めた。


その時ふと堀内が、一緒にいた男子生徒に語りかけた。


「今日の日の事ってさ、将来同窓会とかで話すんだろうな〜」


男子生徒と笑いながら楽しそうに話している。


その時、丁度近くにいたナミにも声がかかった。


「な!」


「え!?う、うん。そうだね!」


突然の事でビックリした。


堀内がナミにも、同意を求めてきたのだ。


「俺こういうのすっげ楽しい」


堀内がホントに楽しそうに言った。


何気ない堀内の独り言かもしれないけど、ナミの一言から始まったことだったので、堀内にそうやって思ってもらえた事が物凄く幸せにまで思えた。


もしかしたら、


「何でこんなことになってんだよ、たりぃ…」


とか言われてた可能性だってあったわけだし、自分のした事で好きな人が楽しんでくれた、ただ素直にそれが嬉しくて。


ナミの中にも、堀内との小さな思い出がまた一つ増えた瞬間だった。


私は大人しくしながら、堀内とナミとのチャンスを作る機会を探し始めていた。


とにかく、二人になれる時間が必要だ。


何とか良いタイミングはないもんだろうか……


その時、材料を抱えて戻ってきた堀内とナミ。


ちょっと!!!


いきなりチャンスっぽい!!!!


戻ってきたのはその二人だけで、何気に2ショットになっちゃってるぢゃんか!!!!!!


ちょっとちょっと!!!!!


二人で戻ってきたって事は、ちょっとの距離でも二人だったんでしょ!!!!???


言えたぢゃん!!!言えるぢゃん!!!!


あぁ〜〜!!もうヘタレっ!!!!!


その時ひらめいた。


あの二人の間を通るようにして逃げれば、当然捕まえに来るよね。


まんまと二人になるまでおびき寄せて、その後大人しく捕まれば……うっひっひ。


私はにや〜〜りと笑みを浮かべた。


そうと決まれば決行あるのみっ!!!!


私は勢いつけに足を地面に2、3回擦り、ダッシュの体制に入った。


いざっ!!出陣!!!!!!!

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