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試着室で変身したら本気のレジェンドだと思う⁉

作者: あまなす

学校帰り、ショッピングモールで服なぞを見ていたスミレのもとに

事件発生を告げる一報がもたらされた

おそるおそる、おどおどしながら

必要以上に周囲を気にし、試着室へと入っていくスミレ

まわりは、そんなスミレのことなんて、誰も気にとめていない

まるで、事件なんて起こっていないような、そんな日常がそこには見える


試着室に入ったスミレは、さっそく変身し、レジェンドとなった

試着室に入る前とは別人のように堂々と

けれど、偉ぶるようなそれではない

スミレは、バッと試着室のカーテンを開けると

バレリーナか何かのように優雅に、颯爽と

けれど、素早く、事件現場へと急いだのだった――



なんやかやとスミレの活躍もあり、事件は、早期に解決した

レジェンド姿のスミレは、やはり、バレリーナか何かのように

優雅に、颯爽と、ショッピングモールへと戻り

店員に対し、堂々と、けれど、偉ぶるような素振りなぞまったく見せず


「試着室、お借りします」


と告げた、普段より、やや低い声だった

試着室へ入ると、スミレは、すぐさま変身をといた

そして、おそるおそる、おどおどと

必要以上に周囲を気にした様子で試着室から出ると

多くの買いもの客から見られているのでは、という恥ずかしさを隠すように

そそそっと店をあとにし、家路を急いだ

そんなスミレの姿を目で追っていた何人かの買いもの客もあったのだが


「どうぞ、ご覧くださぁ~い」


店員の甲高いひと言で、何もなかったように

すべてが日常へと戻っていったのだった


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