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45. うつけの法律会議③!

 サヨとの質疑応答が終わり,次の大臣を父上が指名する。


 指名された,次の大臣が質問を投げてくる。


「レン首相…この法律提案書にある貴族学校を廃止は,どういうことでしょうか??」


 やはり,貴族からしたら,社交場となっている貴族学校の廃止は,何としても阻止したいのだろう。


「そのままの意味だよ?『初等教育学校』を設立する変わりに,『貴族学校』廃止するってこと!王国内に学校は二種類も不要です」

「では,『貴族学校』に平民を入学させればよろしいかと…」

「街の人達は,貴族の礼儀作法とか必要なの??」

「そっそれは……」

「教育は,必要なことを教えないと意味が無い王族・貴族・街の人全てに,共通する必要な学問は,『読み書き・算術・政治学』!だから,これを『初等教育学校』で王国中の子どもに受けさせます」

「では,貴族の礼儀作法を教える『貴族学校』を残すべきです!!」

「何で??国民が必死に働いて国に納めてくれた税金で生活しているんだから,貴族の礼儀作法ぐらい,家で教育しろって思うの僕だけ??それに,礼儀作法なんて税金使ってまでやる教育では無いよ」

「………」


 うん!この大臣は,論破したね。


 さぁ,次の大臣はどうくるかな??


 次に,父上が指名した大臣が答弁台に移動して質疑をしてくる。必死だね~~!!


「レン首相…『貴族学校』の廃止は考え直してください!!」

「納得の行く理由を言ってね??」


 僕は,このディベートに負けるつもりは,無い……前世でも,ディベートにては,殆ど負けてこなかった……唯一勝てなかったといえば,おばあちゃんづらいだった。


 余裕そうな表情を見せて,相手を挑発する。


 ディベートにおいて,冷静さを失った方が完全に負ける。


 色んな大臣と『教育改革基本法案』に関して,ディベートで論破していった。


 そして,次に僕とディベートした大臣は,僕を怒らせた。


 その,大臣は法律会議に遅刻してきて言い訳を並べていた大臣だ。


「レン首相……『貴族学校』を廃止しては,王族・貴族と平民の品格の違いを示す上で,絶対に廃止してはいけません」

「へぇーー」


 僕は,誰もが棒読みで返事をしたなと解る位の棒読みで返事をした。


 周りの大臣や父上を見ていると,「あっ…この大臣終わったな……」という,表情を見せている。


 大分,他の大臣達や父上は僕が,怒るポイントを大分わかってきたみたいだ。


 さぁ,この大臣を『国民の品格』なんて,しょうもない理由で,喧嘩吹っ掛けてきたこと後悔させてやる。


「何で,『貴族学校』のあるなしで変わるのかな??若輩者の僕にでも,分かるように説明してください!!」


 ニコニコ笑顔で,質問する。


 更に,周りの人たちは氷づいている。


「王族・貴族は,長年ラインブルー王国を引っ張っていました!ですので,王族・貴族が通う『貴族学校』は残すべきです」

「では,長年ラインブルー王国を動かしてくれていた国民の方々も特別な存在だと思うのですが??」

「そっそれは……」


 返しに詰まっている様子だ。


「あっ!」


 おっ!何か,思いついた様子だ!


「王族・貴族は外交などの仕事があります!!そのためにも…礼儀作法の教育は,必要です」

「ここに居る,全員『貴族学校』卒業したのに,国の法案審議する会議に大幅に遅刻するわ~謝罪しないわ~礼儀作法なってないじゃん!『貴族学校』での教育意味ないって,君たちが証明しているんじゃん!!」

「…………」


 はい!また,返答に困っている。


 何か,思いついたようだ。


「『貴族学校』では,将来的に王政を引っ張る王族・貴族の社交の場としての役割を果たします!!」

「学校は,『勉学の場』であって,『社交の場』では,ないですよ??何か,はき違えていませんか??それに,貴族同士の『社交の場』は,貴族の手持ちのお金でやれって話!国の税金使ってやるもんじゃない!!」

「しかし!」

「いい加減,諦めたら??」

「はい??」

「もう,『教育改革基本法案』に関しての質問に関して,内容が薄くなっていますよ??」


 僕は,ここでこの法案に関して,まとめを言う。


「王国法において,『いかなる理由があろうと身分差別・種族差別を禁ずる』という条文があります」


 父上は,僕の言いたい事が解ったようだった。そりゃそうか,秘書官任命式において同じこと僕から言われて,その内容で,処罰されたのだから当然か……。


「その,条文において『貴族学校』という王族・貴族だけしか通えない学校は,違法状態な訳で……本当なら,全国民が通える学校を作らないといけなかったことを長年放置していたということです」

「でっですが……」

「僕を納得させられる理由あるの??」

「…………」

「ないんじゃん!!それに,君さぁ~~質疑応答の冒頭でさぁ~~この,条文に反すること言ったよね??」

「そっそれは……」

「公の場で,言ったんだから責任取る覚悟あるよね??」

「もっ申し訳ございません!!」

「王国法において,王族・貴族という権力持った人間が国民を虐げた時点で,極刑になるって!!」

「ひぃ~~!王子!!それだけは!!お許しくださぃ!!」

「僕……チャンスあげたよ??『僕を納得させられる理由述べよ』って!でも,君~~僕を納得させられなかったよね??」

「でっですが……」

「僕は,『権力者』のための政治する気……全くなくてさぁ~~」

「じゃ,誰のための政治をするんですか??」

「そんなのも解らないんだぁ~~僕は,『ラインブルー王国』のための政治をするだけだよ…そこにおいて,癌となる者は,取り除かないとね??」


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