24. うつけの兄妹街散歩①!
僕は,いつも街にでる服装に着替えると王城の庭園でマホの到着を待つ。
すると,マナが来た。
「あれ?レンくん?街に行くの?」
「うん!妹のマホとね!」
「そうなんだね…」
「マナは,この後時間ある??」
「用事とかは,無いけど…?」
「良かったら…三人で街に行かない?マナには,妹のこと…紹介したいし!後…孤児院の一室借りられない??」
「わかった!準備のついでに,施設長に尋ねてみる!」
ここで,マナに…
「マナ!」
「何?」
「今日は,三人だけど…今度…久しぶりに二人で街にいかない??」
「……うん……わかった!」
マナは,頬を赤らめながら準備に向かった。
入れ替わりで,マホが到着した。
「レンお兄様!お待たせしました!」
「似合ってるね!マホ!」
普段は,王族用に仕立てた服を着ている所しか見たことが無いので,街の人が着ているような服を着ているマホは,新鮮で非常に可愛い!
流石!僕の妹!!
「少し待って!僕の第一秘書も付いてくるから!」
「マナさんだっけ??猫耳族の??」
「そうそう!」
雑談をしているとマナが,身支度を終えてきた。
「レン様!マホ様!お待たせいたしました!」
マナが,支度を終えて合流する。
「マホ!紹介するね!僕の第一秘書の…マナ=リグレットちゃん!」
「よろしくお願いします!」
マナは,ペコリと頭を下げる。
「マナ!こちらは,マホ=ラインブルー僕の妹!!」
「マナさん!いつも兄が,お世話になっています!」
流石,幼少期から礼儀作法などの教育を受けてきたことはある。礼儀作法は,完璧だ。教育係の人曰く…僕より手が掛からず…非常に教えるのが楽みたいだ。
僕だって,頑張ったのに…
僕達三人は,街に出る。
「マホ様は,街は初めてですか?」
「馬車からは,見たことあるんですが…実際歩いてみるのは,初めてです」
「馬車から見るのと…実際歩いて見るの……全然違うだろ??」
「そうですねレンお兄様…馬車で見る街の人は…一歩引いて見ていて…実際に,街を歩いて見ると…街の人は,活き活きしているように見えます」
情報というのは,二種類あると考えている。自分自身で得る情報と他人を介して得る情報の二種類。
情報というのは,他人を介して得る情報が圧倒的だ。
今回,マホを街に連れ出したの…王族の歴史を伝えるため。それともう一つの目的があった。その目的は,マホ自身に情報の大切さを伝えるためだ。
すると,いつもご飯を食べてる定食屋の店主に声を掛けられた。
「へい!王子!今日も女の子連れてデートですかい!!って今日は,別の女性ですかい!」
「レンお兄様…この人誰ですか……??」
マホは,警戒している。そりゃそうか…初めての街で,いきなり馴れ馴れしく声かけられたら警戒もするか…
「あっ!マルクスさん!お久しぶりです!」
「マルクスさん!一か月ぶりですね!こちらは,僕の妹のマホ=ラインブルーです!」
「王女様なんですね!!」
「うん!初めての街なのと…少し人見知りしてるみたいで!!」
「そうか!そうか!仕方ないね~!」
「まぁ,人見知りってのは王族にとって一番大事な力ですよ…」
「そうなのか…俺にとっちゃ…よくわからないけど…ご飯食べていく?」
「じゃ!お願いします!」
僕たちは,定食屋さんに入って昼食を取る。
「マルクスさん!日替わり定食三つ!マホの分は,ご飯少なめでお願い!」
「あいよ!」
ここの,定食屋さんは,上手い・早い・安いの三拍子揃った最高のお店だ!
「マホ?まだ,緊張してる?」
「いえ…レンお兄様とマナさんが話してるの見て…いい人だと思いました……」
「そうでしょ!良い人ばっかり!それに,ここのご飯凄く美味しんだよ!」
すると…マルクスが,定食を三人の前に置いてマホに話しかけた。
「マホ王女!レン王子は,俺たち平民目線で,物事見てくれるいい人なんや…俺らにとってレン王子は,最後の希望の光なんや…!マホ王女が…レン王子の味方になると願ってるよ…」
「ありがと!マルクスさん!」
三人は,定食を食べる。王城以外で初めてご飯を食べた,マホは味が舌にあったのだろう。目を輝かせながらご飯を食べている。
ご飯を食べ終えると,お代を払いお店を出る。
「美味しかった?マホ?」
「はい…正直…王城のご飯より美味しかったです…!」
「ふふっ!それ,食堂のおばちゃんに言ったら落ち込むから心の中にしまいなよ!」
「わかった!」
ここで,マホは何処に向かっているかを聞いて来た。
「レンお兄様…今日は,何処に向かってるんですか??」
「あぁ~マナ!許可取れた?」
「うん!レンくんが来るの歓迎するって!」
「今日は…マナが過ごしてきた孤児院に行こうと思ってる!」
「こっ孤児院??」




