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102. 帰還とうつけ

 王都、スカイ。


 レン達は、アクア国軍基地で戦争に駆り出した兵士とは解散して、王都に帰還したのはレンたち四人(レン・マナ・リーナ・リーヴァン)とスバル率いるレン直属の兵士だ。


「久しぶりの王都だなぁ~~!」

「だねぇ~~レンくん!王政に関わってからというもの……国外に出ることが多いんですもんね……」

「だって、仕方ないじゃん!……内政に重き置きたいけど、ちょっかい賭けて来る連中が沢山居て、内政に注力出来ないもん!」

「大丈夫!事情は、理解してるから!」

「それは、助かるよ」


 レンとマナは、相変わらず仲の良さそうに話す。


「なぁ~~レン?」

「……」


 リーナがレンに質問してきたが、レンは旧帝都の一件でわざとリーナを無視した。


「おいコラァ!無視すんな!」

「……僕の話は、わかりにくいんでしょ?マナに聞けばいいじゃんか??」

「レン……まだ、拗ねてんの?」

「さぁ~~??」

「もう、レンくん!いい加減機嫌直しなさい!」


 マナは、レンの頭を撫でて機嫌を直すように促す。レンは顔をふにゃけさせてのんびりしている。


「仕方ないにゃ~~リーナの仕事量を一週間二割増しで許すにゃ~~」

「良く出来ましたぁ~~」

「えっちょっと!二人とも、イチャつきながらシレっとレンが怖い事言ったんやけど??!!」


 二人の空間に入っているレンとマナに、自身の仕事量二割増しに関して抗議しようとする。


「でも、リーナ?これまで、実家での仕事を優先させて貰ってたから大分仕事量は、少な目だったからさ~~本格的にレンくんの秘書官業務に就くんだから、これから仕事量を増やさないとね!」


 マナの笑顔で、リーナに告げるが、その際、マナの笑顔にリーナは馬車内で、背筋をビシッ!とした。

 レンは、マナの表情一つで人を動かせるだけの才能に羨ましく感じていた。











 王都スカイに入った後に、レンは窓の外に居る国民に向かって手を振る。


 王都の民たちは、レンを発見すると歓声を上げて手を振る返す。これで、馬車の窓を開けれたらいいが、あいにくその技術はまだない。

 

 王城の敷地内の王城の入口付近で馬車から降りた、レン・マナ・リーナの三人は王城に入ると、トクヤが出迎えてきた。

 意外にも、今回の出迎えには弟のシオンも居た。


「レン、よく帰った」

「……父上、真面目に仕事してますよね?また、適当に仕事していた場合は、わかってますよね??」


 レンの言葉に、トクヤの顔は青ざめた。


 それほど、以前、自身の息子・娘にボロカスに言われたことが相当効いているのだろう。


「ちゃんとやったよ……コノハに目を光らせてたからな……」

「なら、良かった!」


 レンは、ひとまず安心して自身の執務室に移動しようとしたが、シオンが呼び止める。


「レンお兄様!お尋ねしたいことがあります!」


 シオンに呼ばれた、レンたちはその場に立ち止まりレンはリーナに指示を出す。


「リーナは、僕の執務室に行って先に仕事しといてくれない??」

「かしこまり~~」


 リーナは、レンの指示に従ってレンの執務室に向かって行った。


 レンはマナと二人になり、シオンに尋ねる。


「何かな?僕も仕事が沢山残っているから、用件は簡潔にお願いね??」

「レンくん!……陛下に例に件を言っとかないと!」

「あぁ~~そうだね!父上!」

「……はい」

「近々、オレジアナ公国に僕と一緒に訪問して頂きますので心づもりしよいて下さい」


 レンの進言に、トクヤとシオンはフリーズした。


「…………はい?!」


 トクヤは、驚きの意味を込めた『はい』を発した。


「レンお兄様!それは、どういうことでしょうか??……ハットリ家の人からの報告でグリアナ帝国と戦争をして勝ったとは聞いていますが……」

「あぁ~~シオン……一つ訂正なんだけど」

「何ですか?」

「旧グリアナ帝国ね??後、戦争はラインブルー王国とオレジアナ公国の連合軍で旧グリアナ帝国とだからね?……そこの認識はしっかりしなよ??」


 レンはサラっと、王国に残っていた人間が驚くことを言った。


 『旧グリアナ帝国』・『ラインブルー王国とオレジアナ公国の連合軍』この二つの単語だけでも出迎えて人物たちは(大臣・官僚)は驚いた。


「……レン!その発言はどういう意味だ??」

「ん?そのままの意味ですよ?旧グリアナ帝国は王国と公国の連合軍との戦争に敗戦して滅亡しました」

「じゃ、帝国領はどうなるんだ?」

「王国と公国で分割して統治することになります」


 ここで、シオンはとあることに気が付いたようで大げさにレンに質問してくるが、レンはそんな大げさに質問することか?と呆れる。


「これまでは、帝国が緩衝地帯となっていましたが、その帝国が滅亡したということは……」

「なに、当たり前のこと言ってんの?国境線は変わって、今後は王国と公国で国境を接することになるんだよ??」

「なっ……!それでは、いつ争いが起こってもおかしくないじゃないですか!」


 シオンの発言に、周りに居る人々からは動揺と不安の声が漏れだ出す。


「シオン……君は、馬鹿なの??もちろん、その対策はしっかりしてるよ??」


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