傷は浅く心は深く ワインセラーは近代もの
ボスはいた
適当に立っていた
弱かった
ぼくら二人はまんまとその男を連れだした
「罠だ」サニーはそう言ってずーと見えない影におびえ
マイディーはそのそのボスの弱さにチョロさに笑っていた
外に出た二人はトラックの荷台にそれをほおりこむと
逃げた、秘書は危ないので先に逃げるように言っておいた
たぶん争った後もないし、、、無事逃げたのかも知れない、、
彼らはボスを事務所まで運んだ
そこからボスに事務所の電話番号を聞き
「組織をつぶすなら生きて返してやる」という条件を言う
「、、、、、、おかけになった電話番号は、、、」
三人の額に冷たい汗が流れた
「やはりこいつは囮だったんだろうか」サニー
「あんな簡単にボスが見ず知らずのものを仲間にしたというのも」マイディー
「、、、、、」何で誰も出なんだと思うボス
「おいおいもう演技はやめてもいいんだぜ」サニーは顔をあげて驚く
それはモデルガンを取られたあの日のサニーの顔がそこに有った
「まーそういう事もあるさ」
夕暮れ沈む中
地下に潜ったバーで
二人の刑事に
悪の秘密結社
ブラックデューイングのボス、ココリコ・デーモンがなぐさめられていた
「そんなこと言われても、、、」 そう言ってぽろぽろと話し始めた
彼の話は実に悲しい話であった
ブラックデューイングの幹部は皆
家族勢員が無実の罪で殺されたものに限られていた
そして彼もその一人で、路頭に迷っていたところを拾われたといった
そしてそのすべてだった組織に裏切られた
「あ~~~~~ン」
その男は大人な気に泣いた
「俺ちょと電話かけなおしてくるよ」
小銭を握りしめて立とうとするサニー
「いやサニーこれはもう一度乗り込んで、、、、」
ふいに酔っぱらっていたマディーに思う節があった
(、、、、、もしかして、さっき全員倒しちゃたアレが・・・・)
よし行くぞ二人とも とマイディー
この後三人を深く傷つけることになろうとは




