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(ち)

作者: qmmkruz
掲載日:2026/03/27

短いSFです。気軽にどうぞ。

牛丼屋にて、昔の友人から久々連絡アリ。

「いいものがあるんだけど買わない?」って。

アレっ、こんなこと言うヤツだったかなーって、ちょい違和感。

別のヤツに聴いてみると「アイツ、なんか変わっちゃってたよ」だと。

ま、別に会わなくてもヘーキだし、こんなんだとしばらくは友ヤメかな。

新入社員ってのはイソガシイもんよ、そんなヒマねーっ、休みてーっての、まったく。

あー、特盛にすりゃよかったよ。


昏い部屋に鈍色の沈黙、窓外には虹色の光彩。

ひとりごちる。やはり、この方法での拡散は難しかったか、と。

わずかな人格の改変は、友情という心情があってすら疑いを生じさせてしまうことの証明にはなった。

いや、その心情があったからこそ、か。

ふむ、失敗は成功の母とは、この星の格言だったかな。

まあいい、次は新機軸を試すか。

読んでくださりありがとうございます。

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