174話 顛末
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
高原氏から、ことの顛末を聞いた。
禿男は殺人未遂と動物虐待の罪で捕まったそうだ。
その後の処遇については、高原氏が責任を持って、二度と社会には出れないようにすると言っていた。
……この人は本当にそういうことができる人、と俺は知ってる。
だから……もうこれで、あかりたちが悲しむようなことはないだろう。
「あかりたちの母親についてじゃが……」
母親については、高原氏はノータッチでいくようだ。
どうにも、夫(禿男)からDVを受けていたようだ。
あかりたちが家出をしたのも、そうするように、母親が仕向けたらしい。
家にいたら危ないから……と。
「なるほど……そうだったんですね」
「うむ。まあ、とはいえ育児放棄をしていたのは事実じゃ。それは許されざることじゃが……まあ、そこについは本人達の希望があってな。自分で決着を付けるといっていた」
……なら、外野がとやかく言うことじゃあないな。
「ま、これで一件落着じゃな」
「そう……ですね」
日本の法律が変わって、複数人と結婚できるようになった。
あかりたちの親の問題も片が付いた。
俺の親については、もうすでに、状況としたいことを伝えてある。
複数人の女と結婚することには驚いてた。不思議なことに、義妹であるみどり湖と結婚することに対しては、全く驚いていなかった(そういう兆候はあったそうだ)。
「では、わしはこれで帰るかの」
「ありがとうございました、高原さん。いろいろ……」
今日に至るまで、この人には頼りっぱなしだった。
最後も、結局高原氏に頼ってるし。
「俺……あなたにいろいろしてもらってて……。なにか、恩返しできないでしょうか?」
すると高原氏はにかっと笑う。
「なら、早くひ孫の顔を見せておくれ。じゃあの」
高原氏は笑うと、病室を出て行ったのだった。
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