165話 岡谷くる
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
あかりたちの前に現れたのは……。
「おかりん……!」
彼女らの最愛の人、岡谷光彦だった。
「菜々子!」
「せんせえ!!!!!!」
菜々子が岡谷に抱きつく。
涙を流す菜々子の頭を、岡谷は安堵で撫でる。
「せんせえ! せんせえ!!」
「もう大丈夫だ、もう……」
ああ、とあかりは、安堵の息をつく。
彼が来てくれた。もう安心だ。良かった……姉は……助かった……。
「あかり、大丈夫か?」
「おかりん……」
今度はあかりに近づいてきて、そ……と頬に手を触れる。
岡谷はぎゅっ、と唇をかみしめる。
……彼は優しいから、自分の到着が遅くなったせいで、殴られたと思っているのだろう。
「すまない、あかり……顔を……」
「いいの、大丈夫だから。こんなのへいちゃらだよ……」
それよりも、あかりは言う。
「おかりん……ごめんね。勝手に動いて」
岡谷に断りなく、こんな危ないところに二人でのこのこと来てしまった。
頬をあざはその罰だ。
「おまえが謝ることじゃないよ」
「おかりん……」
やっぱり、優しくて大好きだ。あかりは、こんな状況だというのに、彼への愛おしさであふれて……彼の唇に自分の唇を重ねる。
「でも……どうやって? というか、どうしてここが……?」
「るしあから教えてもらったんだよ、行き先」
「ああ、そっか……そういうことか……」
結局、いろんな人に迷惑をかけてしまったことに、あかりは申し訳なく思うのだった。
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