156話 みんな笑顔で
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《あかりSide》
開田高原が日本の総理となり、一夫多妻制を日本に導入するとの報道があった。
「……ほんとに?」
あかりはるしあに尋ねる。
彼女の人となりはこの半年の付き合いで理解している。
あかりを慰めるための優しい嘘では無く、真実を告げたのだと理解してる。
でも……確認してしまう。それくらい大事な事象だから。
「アタシ……おかりん、あきらめなくていいの……?」
「ああ、そうだぞあかり!」
るしあは力強くうなずく。
「これで、誰も泣かなくてすむ。おまえも、初恋を諦めなくていいんだよ!」
姉も、るしあも、笑っている。じわ……とあかりは涙を流す。悲しみの涙では決してない。うれしいからだ。
「よか……よか……ったぁ……」
初恋の人を諦めなくて良かったことも、そうだが。
なにより、姉や友を蹴落として、幸せを手に入れなくてすんだことが、うれしかった。
泣いてるあかりの背中を、菜々子とるしあが撫でる。
「よかった……よかったよぉ……」
「ああ、ワタシもだ。おまえとけんか別れなんてしたくない。おまえは、ワタシの大事な友達だからな」
「うう~……るしあ~……」
よしよし、とるしあがあかりの背中を撫でる。
菜々子も泣いていた。妹が喜んでいるのがうれしかったのだろう。
あかりは涙を拭いて、力強く言う。
「アタシもう、泣かない! このまま……おかりんと、みんなと、ハッピーエンドまで突っ走ってやる!」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
新作の短編投稿しました!
タイトルは、
『最強タンクのまったり傷心旅行〜恋人を寝取られ勇者パーティから追放されたけど、【ダメージ蓄積】スキルが進化して無敵になりました。ダメージ全て肩代わりしてた優秀な盾役だったと、今更気づいても遅いです』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://ncode.syosetu.com/n2986ji/