153話 どうすれば
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
あかりは姉の言葉を聞いて、涙を流す。
姉は裏表のない人。
だから、彼女が今言ったことは真実なのだろう。
岡谷があかりに感謝していたことは、本当のことなんだ。
それが嬉しくてあかりは泣いた。
姉はただ優しく自分の頭を撫でてくれた。
「お姉……アタシおかりん諦めたくないよ」
本音が口からこぼれ落ちた。それだ、全然諦められない。
初恋の相手を、手放したくない。たとえ、彼に相応しい人物がそばにいても……
「大丈夫だよ、あかりちゃんは諦めなくていい」
「うん……でも、でもさ。どうしよう。現実ではさ、一人の男性に、一人しか結婚できないわけだし」
「養子になる、って手もあるんじゃない」
「養子……」
岡谷の子供になる。たしかに、あかりたちの家庭環境を考えると、それが法的に認められる可能性は高い。
けれど、だ。
「養子は、やだな。おかりんの奥さんになりたい」
「書類上養子ってことじゃ、だめ?」
「やだ。堂々と、してたい」
なかなか難しいことを言ってるのは承知してる。でも、もう自分に、姉に、嘘はつきたくなかった。
「わたしは養子でもいいけど、一花さんはどう思うかな。るーちゃんや、みーちゃんも」
と、そのときである。
「問題ない、ぞ!」
あかりたちのそばに、一台のリムジンが止まる。
そこから現れたのは、白髪のラノベ作家。
「るしあ。どうしたの?」
るしあは大慌で近づいて言う。
「じぃじが! じぃじがやりやがった!」
彼女の祖父、開田高原氏のことを言ってるようだ。
やりやがった?
「ハーレム法、通した!」
……ハーレム、法?
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