136話 追いかけてくる
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
あかりがストーカーの被害にあってるという。
俺は、あかりと一緒に歩いて、自宅を目指していた。
「…………」
あかりがぴったりと、俺の隣を歩いてる。
他人から見れば、羨ましく思われるのだろう。
だが、あかりの表情がこわばっているのがわかる。
これは異常事態だ。
いつでも明るい笑顔の彼女が、こんな顔をするなんて。
本来ならあり得ないこと。
……俺はそんなあかりの肩を抱き寄せる。少しでも、彼女に安心してほしかった。
あかりがこちらを見て、少し、ほっと息をついた。
すると……。
「あかり……いるな」
「……わかる?」
俺たちの、右斜め後ろに……たしかにいる。
電柱の陰に立ち、こちらの様子をうかがっているのだ。
自意識過剰って分けでは決してない。
俺たちが歩き出すと、やつも歩き出す。
俺はスマホを確認するふりをして、写真を撮る。
証拠写真を残しておかないとな。相手にとぼけられても困るし。
ほどなくして、俺たちは家の前に到着した。
やつの気配をまだ感じる。
俺たちはマンションの中に入る。
さすがに、やつはここまでこない……。
「おかりんっ」
ぎゅっ、とあかりが俺の体に抱きついてきた。
彼女がぎゅううっと強く抱きついてくる。
怖かったのだろう。
俺はよしよし、とあかりの頭をなでてやった。
「今までよくひとりで、頑張ったな」
「うん……ごめんね、おかりん。もっと早くに言えば……」
「おまえが謝ることじゃあない」
それに、まだのっぴきならない事態になってはいないしな。
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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