106話 一方あかりたちは
【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
岡谷が菜々子と札幌の街をまったり観光している、一方その頃。
「ついたー!」
あかりたちは新千歳空港に到着していた。
JK妹あかり、ラノベ作家るしあ、そして岡谷の妹のみどり湖。
3人は次郎太の操縦するプライベートジェットによって、空港へとついたのであった。
「……てかあかり。あんた動揺しすぎっしょ。飛行機の中でずーっとそわそわしてたし」
「だ、だって……お、お姉が先をこさないかって急に心配で……」
姉が彼氏と旅行するときいて、最初は余裕ぶっていたあかりだったが、途中で不安になったのである。
「次郎太が車を手配するそうだ。もう少し待て」
るしあがスマホを切ってそういう。
次にあかりが、ラインの通知があったことにきづく。
ぽちぽちとラインを返すあかり。
「……相手だれなん?」
「バイト先の店長の息子」
「……ああ、喫茶店の?」
「うん、あるくまの。急に夏休みもらったからさ、どうしたのって心配されちゃって」
友達と急に北海道へ旅行へいくことにした、とラインを返す。
店長の息子からは『安心しました』とあった。
「……その店長の息子って、大学生とか?」
「ううん、高校生。てかあたしらと同じアルピコの生徒だよ」
「……へー。高校生なのに家の手伝いしてんだ。偉いね」
「ほんとだよね。これがね、またいい子なのよ。引きこもりの妹がいてさー」
そんなふうに雑談していると、次郎太がロビーに現れる。
るしあがうなずいて立ち上がる。
「おまえたち、車の準備できたぞ」
「うっしゃー! いくわよあんたたちー!」
あかりがカートをコロコロと転がしながら、出口へと向かう。
みどり湖がため息をつきながら後ろから着いてくる。
「……てか友達と旅行って、彼氏が姉と旅行してるのが気になりすぎて、ストーキングしてるー、なんてその店長の息子が知ったらどう思うだろうね」
「うむ。確かにあかりはバイト中は頼れるお姉さんキャラだしてるからな」
喫茶店に常連のるしあが、くつくつとからかうようにいう。
あかりは頬を赤らめながら、そっぽを向くのだった。
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タイトルは、
『最強女勇者パーティのお世話係〜無能だからと魔境に置き去りにされた僕、史上最強のお姉さん達(生活力皆無)に拾われ同棲してたら世界最強になってました。今更帰れません、皆僕を手放してくれないので…』
ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
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