人物紹介
・ディアーナ
月の女神と呼ばれる少女。レオンハルトの妻。
藍色の緩く波打つ長い髪に金色の瞳の美少女。
千年以上前に、彼女達のいる世界を創った創造主によって、レオンハルトの身体を癒す為だけに生み出された。
人間の身体を与えられた彼女は何度も死んでは生まれ変わり、
千年以上も数多の異世界での転生を繰り返し、永い時を経て魂の半身であるレオンハルトと結ばれた。
レオンハルトと結ばれた事により、彼女は16歳のまま不老不死となっている。
ディアーナの一つ前の前世である瀧川香月の影響が出やすい。
ディアーナに魔力はないが、香月の影響もあって自己流の体術を使うため強い。要は喧嘩っぱやい。
そして、口が悪い。口癖が「黙れ」「ヘタレ」「うぜぇ」
・レオンハルト
創造主によって、この世界を正常に保つ為に生み出された修復人。創造主の御子、神の御子と呼ばれる。
ディアーナの夫。
緩く波打つ金髪の長髪を緩く結んでいる。瞳の色は翡翠色。
千年以上ディアーナの転生を追いかけ、異世界転移を繰り返した。彼女を愛するあまり、変態呼ばわりされる事もしばしば。
神の御子ではあるが、正義の使者であるわけではないので、敵だと判断すれば躊躇無く殺す。
殺す事や、潰す事を「プチ」すると言う。
この世界の歪みや魔物を生み出す瘴気を浄化出来る唯一の男。
前回の転移では瀧川廉として、香月の兄をしていた。
・ジャンセン(創造主)
ジャンセンとは、人間として降りた時に名乗る名前で本来名はない。
この世界を創った神ではあるが、面倒くさがりで人間をあまり好きではない。
元々が、自分で創った世界の世話が面倒でレオンハルトを生み出し、酷使したレオンハルトの身体を癒す為にディアーナを生み出した。
夏休みに始めた蟻の観察を、面倒くさくなり途中から誰かにやらせるような感覚の人物。
だが、今は息子と娘に振り回される父親になってしまっている。
正体を隠してディアーナに体術等を教えていた為、師匠と呼ばれる。
ジャンセンの姿の時は黒髪に黒い瞳。二十歳位。
創造主の時は何か白い。
・オフィーリア
レオンハルトが幻覚魔法のような業を使い、少女になった姿。
金髪に翡翠の瞳の美少女。
乙女ゲームの主人公で、ゲームとしては、悪役令嬢だったディアーナの婚約者を奪った。