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転生したら魔王?! ~魔王の政治~  作者: ホワイト
第一章 ~魔王城登場編~
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第四話 ~悪魔軍隊の脅威~

「着いたぞ。まずは此度の事から話そう。ガロアよ。まずこの軍団を悪魔軍隊ブラックデビルアーミーと命名しよう。そしてこの軍隊の指揮権をガロアに譲渡し、司令官としよう!」


「ははっ!有り難き幸せ!」


「次にヒリーよ。この軍隊の指揮権はガロアには劣るがヒリーにも譲渡しよう!そしてガロアの副官としてガロアにも尽くせ!」


「承知しました!」


 そういえばこの周りに敵が集まっていてそれを倒して欲しいって事を頼もうと思っていたがまるで軍隊だし性能を確かめるには丁度良いかもしれないな。


「ところで、これを見て欲しい。」


 そう言ってマップを付ける。


「マップですか?」


「そうだが今回はそれに関してではないぞ、ガロア。この魔王城の周りに群がる魔物どもを始末して欲しいのだ。今回はこの悪魔軍隊ブラックデビルアーミーを用いて始末して欲しい。ガロアの指揮能力と悪魔軍隊ブラックデビルアーミーの性能を確かめたいのだ。」


「承知しました!手段はなんでもよろしいですか?」


「なんでも良いが、もしも降伏するとか味方に入れて欲しいと言われた場合はこっちで判断するが故、殺さず生かしてくれ。あと死骸は全て持って来い。」


「では行ってきてよろしいですか?」


「うむ。良いぞ。」


 そういうと転移陣で下に降りていった。なんかかけ声が聞こえたが蹂躙以前に瞬殺されても困るぞ。とまあ考えつつ出陣したのをマップで確かめると自分の分身体を作成してついでに隠蔽を掛けた。そして外に出て悪魔軍隊ブラックデビルアーミーの活躍を見に行こうと空に飛んだ。


 ちなみに分身体だが闇魔法を色々試していたら作れてしまった。分身は便利だ。本体は椅子に座らせて様子をうかがいながら分身で周りの様子を見られるのだから。


 そうこうしている内に悪魔軍隊ブラックデビルアーミーの攻撃は始まる。闇魔法はもちろん火や水、風を使える者もいた。

そして魔法を唱える声も聞こえる。


地獄火(ヘルフレア)!」

死風(デスウィンド)!」

極朦朧(黄泉への道)!」

死の歌(デスマーチ)!」


 種類は非常に多い。どれも全て範囲攻撃技だ。地獄火(ヘルフレア)は空間ごと燃やしている感じだ。これに当たったら全て燃やし尽くされそうだな。死風(デスウィンド)は扇形に風を生成して放っている感じだ。これまた酷い。上半身と下半身が真っ二つに出来そうだ。極朦朧(黄泉への道)はもはやどうなってるか不明。多分何らかの現象が起きているのだろうが理解不能。これに関してはぽっくりお亡くなりになっている。死の歌(デスマーチ)は見た感じ音の速さで何かが伝わって飛んで行っている。まさに死の歌(デスマーチ)だ。






その中でも特出した物があった。多分ヒリーだ。名前を与えるとどうやら進化していくようだ。そのためかとても強い魔法を放っている。悪魔の言葉(死の宣告)だ。これを聞いた者は死にゆく。死の歌(デスマーチ)の上位互換性だろう。


 そんなこんなでやっていると敵対していた敵は全て全滅した。

残骸は全て持って帰るように言ったので死骸はもちろん魔石は全て回収されて何事もなかったかのようになっていた。ちなみに土魔法の中に土地平坦化(フラット)があったので戦場を綺麗にしておいた。


 ちなみに周りに集まっていた敵は7万程度居たみたいだ。時々間引きしないとかなり増えて今回みたいになりそうだが別に問題は無さそうだし今回はこれでいいだろう。ちなみに降伏を申し出た者もいた。悪魔軍隊ブラックデビルアーミーを見てからずっと大人しくしていて降伏を申し出てから悪魔軍隊ブラックデビルアーミーに保護された。ちなみに見た目は大型犬だ。色は黒で悪魔軍隊ブラックデビルアーミーに取り込んでも良いんじゃないかなんて考えた。ちなみに降伏を申し出た者たちはは大体500程度だ。知性のある者は珍しいのだろう。


 とにかく悪魔軍隊ブラックデビルアーミーは強すぎた。蹂躙以前に瞬殺していたぞ。ガロア一人で十分だったかもしれない。ヒリーがあんなに強いのだから。


 分身を帰して魔王城に戻った。少し経つと悪魔軍隊ブラックデビルアーミーも帰ってきた。


「瞬殺、だったな。」


「ええ、赤子の手をひねる位でしたね。」


「降伏を申し出た者達を通してくれ。」


「承知しました。」


「あと念の為ガロアも近くにいてくれ。」


「仰せのままに。」


 そしてまた15階に戻る。いい加減遠い気がするのだが。ともかくまた色々魔王城を効率よく出来るように作り替えよう。もちろんわかりやすく親しみやすい。でも敵には容赦なしをモットーに。


 15階で待っているとガロアと見た目そのまま黒の大型犬――――多分リーダーなのだろう――――が来た。


「初めまして、魔王殿。」


「ああ、初めて、だな。」

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