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転生したら魔王?! ~魔王の政治~  作者: ホワイト
第二章 ~街づくり~
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第八話 ~住居区画の完成~

――――――――数週間経つと城下町と呼んでもいいほどに町が整備された。

城にかけていた結界魔法の“魔法反射” “侵入者察知” “温度管理” “湿度管理” “光量管理”の5つの魔法の範囲を広げて城下町全体に適用したのだ。


実は隠蔽魔法は解除したままなのだ。

というよりも隠蔽魔法を使うとみんながみんな拠点を見失ってしまうのだ。

つまり効果が強大だからこそ使用するのは必要な時だけにするつもりだ。


ちなみに町なんだが――――

整備されていてなおかつ碁盤目なのだ。

上水道や下水道はまだ整備されていないのだ。

実のところは存在を忘れていたという感じだ。

上水道と言ったら蛇口から出るあのきれいな水を思い浮かべるが実は意外と難しかった。


だが上水道の蛇口、および水道から着目を得たのだがあの有り余っている魔石に水操作(ウォータークリエイト)で水を生成させてそれを常時発動状態にして上水道にすれば良いのでは?と。


すぐさまそれは実行される。

まずは城の地下を作る。

これに関しては意識すれば作れるみたいで問題は無かった。

なので次だ。大きめな魔石10個に水操作(ウォータークリエイト)魔法付与(エンチャント)した。


その全てを起動すると瞬く間に城の地下が貯水槽と化した。

そして水道網の整備を悪魔軍隊ブラックデビルアーミーに頼もう。


「ガロア、水道網の整備を頼みたい。上水道はここから繋がるようにしてくれ。下水道はこの地下に作る下水処理施設につなげてくれ。」


「はい、仰せのままに。」


と命令はする。

実のところ浄化魔法の浄化に関しては清潔化(クリーン)で十分だろうと思っているのだが浄化された水を上水道に戻すというのも生理的に受け付けないというか何というか。

なので下水道の水をどうしようか考えているのである。


思ったのだが農業用水にすれば良いのではないだろうか?

一応上水道に戻せる水だから問題は無いだろう。

他の人にも黙っておこう。

まぁそもそも綺麗になってるので何の問題も無いと思うが。

そう考えつつまた地下の貯水槽、今度は濾過槽といったところだろう。

それを作成する。

そしてそこにまた大きめの魔石10個ほどに清潔化(クリーン)魔法付与(エンチャント)した。

そして濾過された水は濾過槽の下に分離され、そこから農業用の水として農業地帯に向かう――――はずなのだがそもそも農業地帯はまだ作られていない。

さてどうしたものか。


とりあえずまた水道網の整備が終わるまで待とう。




   ◇◇◇◇◇




数日が経つ。住居区画とその水道網が完成したらしい。

実際に住居区画に行って民家の一つにお邪魔して水道を使ってみると、綺麗な水が出てきた。

そして下水道に流されてゆく。


待ち望んだ住居区画の完成だ。

といってもまだ住人はいないがな。

ということでまた魔王の部屋、別名とまでは行かないが謁見の間に戻る。

そして久し振りに一番最初に魔法付与(エンチャント)をした魔石――――マップの魔法付与(エンチャント)された魔石――――を起動する。


マップを起動すると住居区画、つまり南東にしっかりと家々が建っていた。しっかり碁盤目に。


ちなみに最初は城を中心とした1kmの円上に作られている。

だから碁盤目でありながらしっかりと設計された良い町である。

無論これから住居区画に住む人や魔物が増えればその人や魔物から税を徴収する。

もちろん幹部でも同じだろう。

だが幹部からも徴収するというのは支えて貰っているという面では申し訳ないのでそれはまた後で考えることになる。


次に軍事区画の建設をして貰う。悪魔軍隊ブラックデビルアーミーはもちろん狼騎士軍隊(ウルフナイト)の兵舎を用意してそこに住んで貰わないと困るからな。


そしてガロアとアドロンを呼んで次の区画、軍事区画を建設する事を伝えなければならない。


「ガロア、アドロン。まずは住居区画の建設、及び整備をしてくれてありがとうな。」


「いえいえ、滅相もない。」



「ということで次は軍事区画だ。住居区画の建設時と同じようにしてくれ。同じく水道網の整備も頼む。」


「承知しました!!」


とまぁ簡単に物事が進むので何かと部下に助かっている感じだ。

というか部下が謀反を起こすなんてしたら即死しますよ?!

うん。それは分かっている。なぜなら前回のあの時に範囲攻撃を惜しまずにドンドン使って一気に敵を滅亡させたからな。


そういえば狼騎士軍隊(ウルフナイト)に支給した食料はまだ大丈夫だろうか。

アドロンに聞いてみよう。


「アドロンを呼んでくれるか?」


「ええ、呼んで参ります。」


いつものことなのだがガロアはいつも自分の周りに付き添ってくる。

鬱陶しい位に。だがもう慣れてしまった。

使いようによっては便利になるし使わないだけであれば宝の持ち腐れだ。

この場合においての活用法がガロアにアドロンを呼ばせるという個となのだ。

ただそれだけだ。問題はなにもあるまい。

というかガロアに付けた副官のヒリーに基本的に仕事を代行させているのだろうな。

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