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転生したら魔王?! ~魔王の政治~  作者: ホワイト
第一章 ~魔王城登場編~
1/12

第一話 ~魔王城建設~

長らく停止していました投稿もまたこのままていししっぱなしになるかもしれませんが、一応今になって戻ってきたので改稿を始めました。2020/08/05。

――――いつの間にかどうやら転生したみたいだ。だが、名前などの個人情報はまったくもって覚えていない。


 とりあえず今どうなってるのかはよくわからないが、異世界に来たらまずはステータスと所持品確認だ。まずは―――


「ステータスオープン――――」


――――――――――――――――――――

名前:未定

Lv.1

種族:魔族(魔王)

称号:転生者

   魔王

   神に気に入られし者

特典:知識量増加・高速処理・経験値入手時増加・必要経験値低下・魔王覇気・迷宮生成(無限)・不老不死・言語理解

魔法:上位ステータス魔法(ステータス表示・鑑定)

   アイテムボックス

   初級火魔法

   初級水魔法

   初級土魔法

   (種族固有)上位闇魔法

   (種族固有)魔王城生成(定数不明)

――――――――――――――――――――


 定番と呼ばれるステータス開示魔法はここでも使えるようだ。不思議なこった。それよりも魔王なんだが?!


 というよりかはまず気にするのは、やはりどうやら転生者みたいだということ。特典の数も多すぎるだろうし………


 魔法はそれなりに使えるといったところだろうか?魔王城も作れるというのは不思議極まりない。どこからそんな力が湧いてるのだろうか。そんなことより、まずは今どうしたらいいんだろうか。この辺りがどうなってるかの地図もほしいと思うのだが。そうだ、アイテムボックスの中になんか入ってないだろうか―――


「アイテムボックス――――」


 出してみてわかることも多いのだが、どうやら画面から何を出したいか選ぶみたいだ。色々入ってるようだ。メモ書きとかもある。とりあえずメモと地図を出そう。


 またもや出してみて思ったが、メモ書きにはいろいろ書いてあるがまるでこれは本じゃないか。どのぐらいの重さかぐらいは書いておいてほしい。とりあえず必要なところだけを読もう。


――――――――――――――――――――

 初めまして。私は案内人。

まずは君に関してだが――――

(略)

 ここはノーズルと呼ばれている世界だ。町もあり魔物もいて剣と魔法の世界だ。

地図を同封しておいたのでそれを見てほしい。ちなみに今君がいるのは暗黒(ダグレット)平原だ。

(略)

この世界にある魔法属性は火水木土風光聖闇邪無と多彩だがあくまでもこのうちの火水土風無の五属性がメインだ。それ以外の属性は基本的に少数で――――

(略)

異世界生活頑張ってね!

――――――――――――――――――――


 と、まぁ非常に陽気なのが伝わってきてくることを除けばなんとなくわかった。地図を開こうか。


 どうやらさっき書いてあった暗黒(ダグレット)平原は大陸の南東にあたるみたいだ。町はかなり遠いな。そもそも街に行けるとは限らないだろうし。なにせ魔王だもの。この感じだと暗黒(ダグレット)平原の真ん中にいたとしても歩いてたら30日はくだらなそうだ。まぁ魔王が街に行くなんて自殺行為だな。しかもレベル1だし。とりあえず不思議極まりない魔王城生成がいいかもな。


「魔王城生成――――」


―――――圧巻だ。この辺り一面が眩い光に包まれていく。


 そうしてだんだん自分の周りにも光がまとわりついてきた。

当然払おうとすれば払えるだろうがこれは魔王城生成の効果(エフェクト)なのだろう。しばらく待ってみよう。


………どうやら光も引いたみたいだ。というかあんな眩しい光をみたら人間が襲ってきそうだがその心配も無さそうだ。なぜなら最寄りの町から30日以上掛かる程辺鄙な場所なのだから。


 さて。外装と呼べば良いのか分からないがかなり堅い素材で出来ている。たしかにこれは城と言っても過言ではない、むしろ城という概念を通り過ぎているような気がする。見た目は紫を含んでいるからか禍々しく感じられる。まぁ紫だけではないから良かった。普通に見た目は城だ。禍々しさはやはり否めないが。青系と白で構成されている。


 この城は高層ビルと言っても良いくらいとても高い。30階程度だろうか。とにかく高い。それしか言えない。とりあえずドアがあるので入ってみよう。見てわかるが、ドアも少し大きめだ。

やはり城だからなのだろう。


 入るとしっかりと設計されているような作りになっている。あと魔王城に入ると魔王だからか力がわいてくる。あともう一つ。敵襲があったとき、いざとなれば魔王城の中を回廊型に出来るみたいだ。まぁ普段は面倒臭いから標準で良いだろう。


城の上まで登った結果分かったが、前世のビルよりも各階の天井が高く、外からは30階建てにぐらいに見えたが、実際は15階建てだった。


 最上階は魔王の部屋でもあり謁見の部屋にも使えるみたいだ。

ちなみに魔王にしか開けないみたいだ。手をかざすと開いた。無理に開けようとしても開けられない堅さだった。やはり城仕様だ。ちゃんと魔王らしい椅子もある。座り心地も良い。そんなことを考えていたら突然目の前に幾何学模様の円盤状のマークが現れた。簡単に言葉で表すならば魔法陣だろう。


「魔王様、お初にお目にかかります。私はあなたの従属者であります。此度の魔王様の登場を嬉しく思います!私は悪魔王(デビルキング)。その名の通り悪魔(デビル)を統率する者。魔王様にお会いできて光栄です!私が召喚されたのは魔王様が魔王城生成を使用して最上階に来たからです!」


「なるほどね、会えたことを記念に名前を授けよう。我の忠実な従属者としてこれから我のために尽くすが良い!貴様の名前は………ガロアだ!」


「ははぁ!有り難き幸せ!日々精進し、魔王様のために尽くします!」


「さて、仲間を集めてくる事は可能か?」


「可能です!すぐにでも集めてきましょう!」


「よし、頼んだぞ。」


「了解しました!」


 身構えてはいたが魔物?魔人?が突然来るとは思わなかった。とりあえずこういうのはロールプレイしておけば良い。そして悪魔王はそう言い放つと消えていった。どうやら転移出来るのかもしれない。


今どういうステータスだっけか。


「ステータスオープン――――」


――――――――――――――――――――

名前:???

Lv.146

種族:魔族(魔王)

称号:転生者

   魔王

   神に気に入られし者

特典:知識量増加・高速処理・経験値入手時増加・必要経験値低下・魔王覇気・迷宮生成(無限)・不老不死・言語理解

魔法:上位ステータス魔法(ステータス表示・鑑定)

   アイテムボックス

   属性操作(火・水・木・土・風・光・聖・闇・邪・無)←“(種族固有)最上位闇魔法”は統合されました。

   結界魔法

   (種族固有)魔王城生成(定数不明)

   etc.

所持:魔王城

支配関係下:ガロア

――――――――――――――――――――


 所持と支配関係下という項目が増えている。所持はその意味っぽい。支配関係下はガロアを支配下に置いたのを表示させてる感じらしい。というかLvやばい。何なんだこりゃ。いろいろ崩壊してるよ。種族固有の闇魔法が統合されている。属性操作?に入ったらしい。


 もしかして全属性使えてしまうのでは?まぁ言うまでもないだろう。使えてしまったのだから。ただ光に関してはそれほど上手く扱える気がしないが、自分が闇属性だからなのだろう。それは仕方ない。


 それはともかくとりあえずどうしたら良いのだろう。誰も居ないのは正直魔王と言っても寂しいな。召喚術でも行使しようか。

でも面倒臭いな。待つか。

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