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第五話 再び素材が足りなくなる、それは大冒険の始まり

3ヶ月ぶりの更新で正直書き方とか忘れてます…今話から設定引き継いだ新ストーリーが始まる、そうゆう目で見て読んでいただけるととても助かります…気分が乗り次第がんばります


あれから数日、リエルラの工房では普段どおりの日常が続いた。

リエルラが金槌を振り、シエルラが店番と家事をする…何ら変わりない生活が続き、時々リエルラが新作を作ろうと試みたりしていた。

そしてある日、それは起こった。


「ま、マジか…そ、素材が…底を尽きた…」

「え、また!?」

工房内の素材庫を目の前に項垂れるリエルラと、驚愕するシエルラ。

「し、シエルラ…冒険者の誰かが素材売りに来てくれたり…してない…?今…」

シエルラは店先を見たが、普段どおりの景色が広がっていただけで、人影などそこにはなかった。

「だ、誰も居ないね…」

「だよねぇぇ…」

リエルラは悔しがりながら項垂れた。

「武器作れない…どうしよ…どうしよ…」

そう言いながら空中に金槌を降っていた。その身体が武器を作りたがっていると誰もが即座に見てわかることだろう。

「えと…リエルラ…また、取りに行く…?」

シエルラがそう提案すると、

「はっ…その手があったか…!」

リエルラの目は輝いていた。

シエルラは心の中で、「いや普通そう思いつくと思うんだけど…」とツッコミをしていた。



二人は素材集めのための支度をしていた。

リエルラは前回同様、愛用のバッグと愛用の金槌を持ち、シエルラは愛用のバッグに冒険に必要になりそうなアイテムや食料を詰め込んだ。

「リエルラ、いつでもいけるよ!」

シエルラがそう言うとほぼ同時に、ふとリエルラが何かを思い付いた顔をした。

「ねぇシエルラ、思ったんだけどさ」

「なに?」

「この世界で一番すごい武器って、なんだと思う?」

「どうしたのいきなり…」

「いや、私思ったんだけどさ、世界で一番すごい武器…作ってみたくない?」

リエルラの口からでたその言葉に、シエルラは、

「本当に短時間の間に何があったのリエルラ!?」

と驚愕した。

「何があったって…いや、ちょっと考えてみただけ!!けど、作れたら…凄いと思わない!?」

「いや確かに凄いけど…そんな武器…作れるの…?」

シエルラは何か不安そうな表情をしている。

「正直、私にはヴァンド先生みたいな凄い腕は持ってないし、努力だけでここまで来たからさ、折角だしやってみようよ!まずは素材から!」

「本当にやるの…?って素材から!?どこで集めるの!?」

「行き当たりばったり世界中巡って!!今からね!!」

リエルラの口からあまりにもスケールのでかすぎる事が出てきた。

「えええええええ!?!?ただ今の分の素材集めするだけじゃないの!?!?」

「そう思ってたけどなんかそうしたくなってきた!思い付いたら即実行!!行こ!シエルラ!シエルラは回復魔法使えるし、私はアタッカーになれるし!いけるいける!あ、お店はしばらくお休みで!」

「えええええええええ!?!?正気!?!?」

「私はいつでもまともさー!!!」

「今のリエルラはまともじゃなーい!!!」



こうして、あまりにも急すぎるリエルラの決断によって、二人の世界中を巡る素材集めの旅が始まるのであった。


「ねぇリエルラ、旅の間は鍛冶…できないと思うんだけど…」

「そんなこともあろうかと携帯鍛冶セット(自作)を用意しておいた!問題なーし!!」

「準備が良すぎるよ…リエルラ…」

※このお話はお風呂でルンルンしてる時に思いつきました

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