撮影/田代まさし
「さあやっと休みだ。映画でも見よう。」
真っ黒な画面。そこに白抜きでデデーンと映画のタイトルが映る。
そこからまた白抜きで「STAFF」の文字。
「お、今時スタッフロールから始まる映画か。渋いな。でも面白そうじゃん。」
監督/落合博満
「え・・大丈夫かよ。中日の監督じゃん。映画の監督したことあんのかよ・・」
主演/落合信子
「嫁かよ。大丈夫かな・・この映画。嫁主演とかクソ映画の予感プンプンじゃん。」
美術/林家ペー
「いやダメでしょ。美術全部ピンクになるよ。ピンク映画だよ。別の意味で。」
撮影/田代まさし
「ピンク映画だよ。本来の意味でピンク映画だよ。」
エグゼクティブチーフディレクター/落合信子
「またおまえかよ。てかエグゼクティブチームディレクターって何だよ。肩書き謎すぎるだろ。」
ハイパーメディアクリエイター/高城剛
「いやだから何の仕事なんだよ。しかもこの肩書き使ってんのこいつだけだろ。」
人間の体内に含まれる水分の割合/70パーセント
「知らねーよ。映画関係ねーだろ。」
山口メンバー/普通にクズ
「悪口だよ。ただの悪口だよ。」
審判/落合信子
「またお前か。てか審判てなんだよ。映画に審判とかねーよ。」
舞台装置/ラクーンシティ市長
「不適在府適所すぎるだろ。どうせダイヤ5個集めないと幕開かなかったりするんだろ。」
劇中音楽/中居正広
「なぜソロにした。なぜこの事務所でこいつにした。もっと暇で上手い奴いるだろ。」
脚本/ボビー・オロゴン
「やだよ。落合信子がオメーフザケンジャネーヨとか言うのやだよ。ちょっと見てみたいけど。」
照明/落合信子
「またお前か。てか照明やりながら演技したら、なんか自撮り棒持ってる中国人みたいになるから。」
協力/ソマリア共和国モガディシュ市のみなさん
「ヤバイよ。ガチでヤバイ所だよ。政府ないよ。アメリカ軍でさえ逃げた所だよ。」
そしてスタッフロールが終わり映画が始まった。
「そういえばこの映画のタイトルなんだっけ・・・えーと、実写版北斗の拳?・・・・あっ名作かもしれない。」