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今を生きていく。

どこか切なさを感じる国に、黒い爆発と共に魔物が現れる。魔物の目的は、神の子孫で王女、ロンカの存在。

さらわれたロンカを助けるため、一人の青年が立ち上がる。

空と陸、火と水、色々な冒険をするなかで、青年は気づいていく。

胸が苦しくなる。あなたは俺に救われたいのかな?



_遠く、遠く、離れた時代  

どこか切なさを感じる国に

黒き爆発と共に悪しき者どもが現れる

国は光を失い、人々は怯え…。

悪しき者の狙いは、神の子孫で一国の王女ロンカ姫の存在。

ロンカ姫は悪しき者にさらわれる。

その事実を知った、青年の騎士ソル・レイディー・アトインはロンカを救出する旅に出る。


剣のぶつかり合う音が聞こえる。

全員、全身に鎧を装着し、まだ早いゴテリア国の太陽を剣に映してる。

その中でも一人異彩を放つ者がいた。

その名はソル・レイディー・アトイン。

重い鎧を装着しながらもそこらじゅうを飛びはね、風のように速く、そして力強く剣を扱う。

「どうした?ソル、やけに気合い入ってるんじゃねぇか?やっぱりロンカ様が見に来てるからか?」

そうニヤけて話すのが、ソルと同い年のお調子者、ベギー・アレンだ。

「っや、んな訳ねぇーだろ。お前忘れたのか?明日ロンカ様の護衛採用試験だろ。受かったら、この国のため剣を振って戦えるんだぜ?」

ソルは終始頬を赤くしながら喋る。

「ふぅ、やっぱりロンカ様目的か。でもあれだろ。ロンカ様は我が騎士団のエース、メイジャリス様といい感じってみんないってるぜ。」

そうなのだ、ロンカ様の父。いわゆる、この国の王は17歳の姫に婿を作ろうとしている。

そして、騎士団で正義感があって強いメイジャリス様を婿にするという交渉を進めてるという。

メイジャリス様はこの交渉に食い付いてるらしい。

ロンカ様はというと…。ここからは主人公のソル目線で話してもらいましょう。


俺はソル。この国の見習いの騎士だ。

えっと、何の話だっけ?あぁそうだ。ロンカ様の話か。

さっき言ってた通り、ロンカ様とメイジャリス様は婚約の話を進めてる。正確には王様とメイジャリス様だがな。

ロンカ様も喜ぶ話だろうに。だってあのメイジャリス様だぜ。違う国のお姫様からも逆ナンされたメイジャリス様だぜ。

ちなみにだけど、俺も顔は整ってるぜ。うん。本当に。

なのにロンカ様嬉しそうじゃないんだよ。俺は分かる。だってずっと見てきたもの。俺はロンカ様が好きです。

んで、ロンカ様無視でこの交渉は進んでるじゃないかなーと思ったわけ。 

そんなところかな?


「んあっ!」

やべ、ロンカ様と目合っちゃった。すぐ逸らされたけど。今日は1日ハッピーになりそうだな。


「んあっ!」

「何ぼーっとしてるんだ?次は一対一ていっただろ。そんで、相手してくれねぇか?誰もやってくれねぇんだよ」 

今、俺に話しかけてたのがメイジャリス様だ。めっちゃロンカ様の方見てるやんけ。

「分かりました。本気で行きましょう。」

「ふんっ!じゃあ行くぞ!」

両方一斉に飛び出す。速さではソルに勝てるものはいない。

俺は思い切り、メイジャリス様の剣を弾く。

「テイヤッ!」

メイジャリス様も負けずに俺にアタックする。

しかし、俺はそれをバック宙でかわす。

ここからは俺のパターンだ。

バック宙した後、バランスを崩さず、メイジャリス様が油断してるところで、最高速度で走り、剣でメイジャリス様をぶっ飛ばす。

そこで思い切り飛んで、頭をうつ。

俺の勝ちだ。

メイジャリス様は気を失った。

「ちょっと、やり過ぎたかな。」

みんなが口を開けて見ていた。

上から拍手が聞こえる。

そう、他でもない。ロンカ様が俺に向けて拍手をしてくれてる。

「凄いです。もはや神にもらった動きにしか見えません。あなたは明日の私の護衛採用試験に出場してくらさるのですか?

私はぜひあなたに護衛していただきたいです。」

一国の姫様が興奮気味で俺に話しかけてきた。

だけど、絶対俺の方が興奮してる。なんか言わないと

「私、明日のロンカ様護衛採用試験に出場します。ぜひ合格して見せます!」

俺は力強くそう言った。



この時すでに、ロンカ様には何かの呼ぶ声が聞こえていた。


壮大なストーリーにしたいなぁー。

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