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第三話

林 麻子です。

皆さんは、家族の誰かを人と間違えたことは、ありますか?

例えば、子供の頃・・

動物園で「お父さん、次、象さん見に行こう」

と、せがみ父親の手を引っ張ってるつもりが

「麻子、いったい、誰の手を引っ張ってるんだ?」

そう言いながら両手にアイスを持ってる

父親が向こうから歩いて来るのを見て

握ってる手の行き先を見上げると

知らないおじさんだったとか・・・

私には、あります。と言うか今の例え話は

作者の実話である。

しばらくの間、トラウマになり父親と口を聞かなったとか・・


まぁ、それは、どうでもいいと。

私は、お兄ちゃんを人間違えてしまった。

しかも、作者とは違って高校生になってから・・

似てたんだから仕方ないよ。

そうやって、自分に言い聞かせている自分が恥ずかしい

だって、朝なんか私、上はTシャツ一枚

下に関しては***よ!!(ご想像にお任せします)

あぁ〜絶対に「なにっ?今時の高校生は大胆なの?」

とか、思われたよ絶対 どうしようお嫁に行けない・・

そう思い悩んでいる、今日この頃なんちゃって・・


でも、たしか賢一さんとか言ってたな

まぁしばらくの間、お兄ちゃんでいいか・・

お兄ちゃんの作ったゲームはなかなか面白いボクシングは今一わからないが

特にこの柔道のゲームは、面白い

小技からダイナミックな大技までの人の動きが

スムーズかつ鮮明に描かれていた。

このゲームはきっと大ヒットしたんだろうな。


≪お電話です。 お電話です。 お電話です。≫

あれ、お兄ちゃん携帯忘れて行ったんだ。

まぁなんか急いでた、みたいだし

「はい林ですけど?」

「あっ、麻子ちゃんかい?私だよ、賢一だよ」

「お兄ちゃん どうしたの?」

「いや、だから私はお兄ちゃんじゃないぞ」

「わかってる、でもしばらく、お兄ちゃんって呼ばせてもらうから」

「そうか、まぁ別にいいけど それより、賢二さんの家がわかったんだ」

「本当?」

「あぁ、だから今日仕事が終わったら一度、私が訪ねてみるよ

 麻子ちゃんが突然行ってまた逃げられたら困るからね

 だから、私から連絡があるまで家から外に出ちゃいけないぞ わかった?」

「うんわかった、それから扉の事なんだけど・・」

「あぁ鍵なら心配しなくていいよ 大家さんに後で言っておくから」

「そうじゃないの、その・・帰った時にその、多分、気が動転してたから

 押し戸なの知らないで引いちゃって扉が」

「ま,まさか・・」

「うん、その外れちゃった ごめんね」

しばらく、電話の向こうから返事は来なかった

「お兄ちゃん?」

「うん? いや、大丈夫だよ仕方ないよな 麻子ちゃん

 力持ちだもん うん、いいよそれも大家さんに言っておくから・・」

だんだん、声の力が無くなっていくのが感じた

「そ,それじゃあこれから仕事だから切るね」

「うん、じゃあね」

さてと、柔道のゲームの続きやろっと。





どうも、ホームレスのおじさんです。

いや、まさか自分がこんな風に喋れるとはね、思いもしなかったよ。

まぁ、それはさておき・・

皆さんは、こんな体験をしたことがないだろうか

「ねえ、おじさん 私、昨日なにしてた?」

と明らかに自分の方が知っている事を尋ねられたことはないだろうか・・


例えば、ある仕事仲間が全員で銀行強盗に行き

全員、顔はしっかり隠してあるが、服装は仕事場の作業着、しかも

ネームプレートが胸のところに着けたまんまだった。

「おらっ、早くこのカバンに金を入れないか!!」

「は,はい ただいま、え〜っと、金沢さんと田中さんと・・・」みたいな、


まぁ、こんなたとえ話はないと思うが、

ていうか、たとえ話にもなって無いじゃん・・

まぁ、わしは、そのたとえ話の前の事ならさっき体験した。

しかも「その場所を教えてくれ」とまで言われてしまった。

まぁ、場所を教えると「ありがとうおじさん」

とか言ってそっちに向かってしまった。


すると、向かった方角から誰かが歩いてきた。


おや、あれは、さっきのあんちゃんじゃないか?

「よう、あんちゃんどうだったさっきの場所行ってみたかい?」

ところが、一度 目が合ったもののその場から逃げ去るように

立ち去ってしまった。

「なんじゃ、お礼の一つも言えんのか」

まったく近頃の若い者は・・

すると、また同じ方角から

あれっ?またあんちゃんだどうなってるんだ?

「おい、あんちゃん お礼の一つくらい言ったらどうなんだぃ?」

「はぁ?じいさん、俺がいつてめぇに恩を売ったんだ おぃ!!」

「いっいや、ごめんよ。気分の悪いあんちゃん 許してくれ」

「わかればいいんだよ たくっ昨日は散々な目にあったぜ」

いや〜怖かった。あんちゃんは、たまにこんなことがあるからな

あれっ?また同じ方角からあんちゃんが、

「・・・・・・」

「あっ、おじさん」

「ひぃっ!!ごめんよ」

「なにを言ってるんですか? さっきはどうもありがとうございました。

 あの、よかったらこれ食べてください コンビニの弁当です

 ちょっとコンビニでもらいすぎちゃって、差し上げます

 それじゃ、これから仕事なんで失礼します」

近頃の若い者は何を考えてるのかさっぱりわからん・・





林 賢一です。

さて皆さん、障子を破ったことはあるだろうか?

私はあります。子供の頃は何が面白くて

破っていたのかはわかりませんが、毎回破っては、毎回親に怒られてました。

多分、皆さんも一度は経験しているだろう。

では皆さん、扉を破ったことは?正確には引きちぎった事はおありだろうか?

もし、いたのなら教えてください。

ちょうどいい女の子紹介しますから・・

その子は、麻子

私の予想ではおそらくゴリラの子供なのでは?


まぁ、そんな非現実的な話は置いておいて

強盗事件があった場所で偶然出会った 美しいお姉さん・・

いゃいゃ、そうじゃなくって

賢二さんの居場所を知っているお姉さんから賢二さんの

住む場所を教えてもらい麻子から扉の破壊リフォームの話を聞いた

あとのお話です。


「まったく、朝から走りすぎてクタクタだよ

 コンビニでジュースでも買うか」

そう思い私は、コンビニに向かった。

「いらっしゃいませ〜って あ゛!!」

なんだ?

「賢三っ!!お前どんな顔してここに来てるんだよ」

「え?誰ですかそれ賢三?私は賢一ですよ」

「いま店長がいないからいいものの、とりあえずこっち来い」

「ちょっと待ってください 私はここに来たのは初めてだし、それに

 賢三じゃないです ほ,ほら身分証明証」

そう言って私は店員に運転免許証を見せた。


「あれっ本当だ え?じゃああなたそっくりさん?

 うわ〜すごいそっくり!!賢三君の兄弟ですか?」

「いえっ、まったくの別人です。そんなことよりも賢三さんって誰ですか?」

「実はね昨日、店長と喧嘩になってクビにされたんですよ」

「そうなんですか」

「いぇ、いいやつなんですよ。ただ、店長がね・・(長い話なのでカット)」


「色々と大変なんですね」

「そこで、お願いがあるんですけど」

「なんですか?」

「賢三君の代わりに店長に謝って仕事に復帰させて下さいって

 頼んでくれませんか?」

「えぇっ!!私がですか?」

「無茶を承知で頼んでるんです。あいついないと深夜のバイト

 僕だけになっちゃうんですよ お願いします」

「いくらなんでもそんなことは・・」

すると、裏口から

「おはよう〜ちゃんと働いてるか〜」

と、片目が明らかに紫の店員がきた。


すると、さっきの店員が何かニヤリとした

「て,店長、賢三が帰ってきました」

えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!そうきたか〜

「け,賢三だと!!」

そう言って店長は私を見て防御態勢に入った

「な,何しに来たんだ」

「い,いえ私は、ただ・・」

横を見ると店員が「お願いだ謝ってくれ」みたいな顔をしている

仕方がない

「店長、自分は昨日の事は本当に大変な事をしてしまったと

 深く反省している次第でございます。ですから店長、無理を承知で

 頼みたいんですが、バイトに復帰させて下さい。お願いします」

店長はその場で土下座する俺を見て少し戸惑っていたが

私の経験上、この人はまだ首を縦には振らないだろう。


よし、もう一息

「店長!!私には五人の兄弟がいます。両親は私たちが小さい時に他界し

 私のコンビニのバイトと長女の新聞配達であとの三人をどうにか養っている所なんです

 今、私の収入が途絶えると私たち家族は、里親に引き取られバラバラになってしまうのです。

 ですから、店長、確かに昔は両親に捨てられたと思い、ワルをやっていた時もありましたが

 今は改心し一生懸命、家族のために生きていきたいのです。どうか、お願いします

 バイトに戻らさせて下さい」


我ながらniceアイデアもちろん嘘である。

だが、店長はちょっぴり涙目だこりゃ成功したな

「わかった。賢三君、昨日の事は水に流そう。いやどちらかと言うと

 私が悪かったんだ。すまなかった君の事情も知らずにひどい事を言ってしまって」

「店長、それじゃあ」

「あぁ、今日の夜から復帰しなさい それまではしっかり弟たちの面倒を

 見てやりなさい」

店長が店員を見つけ

「・・・き,君すまないが少し休ませてくれ」

「はいっ、わかりました」

そう言って店長は裏口に消えて行った。


「賢一さんあなたすごいんですね」

「すごいんですね、じゃないですよ。困りますよ本当に

 ただジュースを買いに来ただけなのに」

「そぅ、言わないでくださいよ。お礼はしますから

 じゃぁ、ジュースとお弁当を僕が御馳走しますよ」

「それは、ありがたいです。」

でも、弁当五個は絶対に食べれないので一個はホームレスにあげるのだった。





林 賢三です。

皆さんは経験したことはないだろうか

「お礼の一つくらい言ったらどうなんだぃ」

と突然言われたことはないだろうか?

例えば、自販機がまだジュースも買ってないのに

「おぃ!!150円はやく払えよ」

と言われる感じ

ってだんだん作者の例え話があり得なくなってると思うのは俺だけだろうか


いや、それどころではないこれからバイトの面接だ!!

がんばれ 俺



結果、撃沈しました。

原因、坊主はダメ!!

坊主のどこが悪い?そんなこと言ったらこれ書いてる作者はどうなる

少々ヤバいぞ、少々ってレベルじゃないぞ

上の方がそろそろ来てる おっさんだぞ。

仕事場ではカツラ疑惑まで浮上したことだってあるんだぞ。

だから思い切って残ってた髪を切って

坊主ハゲにしたんだぞコラ

いや、実は少し前からなってたんだぞ、

少しの間だけ隠してたんだぞコノヤロー

『注意』

作者は、決してハゲなんかではありませんのでご注意を・・・

どちらかと言うと今一番輝いてる時期みたいな

いゃ、頭じゃないよ!!年齢的にだよ。



≪着信ダァー 着信ダァー 着信ダァー≫

なんだコンビニの店員から?

「はぃ、もしもし」

「もしもし賢三君?」

「あぁ、どうも どうしたんですか?」

「いや〜店長がさ昨日の事は水に流すから戻ってこいだって」

「ほ,本当ですか?」

「うん、いゃ〜実はさ、今朝君に・・」

そのあとのことが大切なのに賢三は聞いてもいなかった。

「やった〜、やったぞ〜」





林 賢二です。

特に言うことはありません。

だって、前回も家を朝早くに出ただけ

と言う情報だけですから

所詮、僕は影が薄いさ、だから

井上さんがレギュラーになっちゃうんだ。

僕はどうせイレギュラーさ


だから、ちょっと腹いせに

次回の話をします。

何故なら僕は、次回も出ない可能性があるから今のうちに

アピールしておかなきゃね

次回、僕は家に戻りません。




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