おまけ?
ストーリーには全く関係のないものです。
特に気にしないでください
今回の物語は、賢二を
見つけた後の物語です。
どうも、賢一です。
今、私の部屋にいます。
というか、なんか私の部屋
みんなのたまり場になっています
賢二さんを見つけてしばらく経ちますが
賢二さんは、相変わらず、引きこもり気味です
でも
この頃は、よく私の部屋に来たりします
まぁ、そんなこんなで、今回は
男三人で華がありません
美輝さんと麻子は久しぶりに買い物に
出かけたそです。
しばらく、沈黙が続いてましたが
賢三さんが突然
「突然だけどよ なんで俺らこんな名前なんだ?」
本当に突然意味もわからない
事を言い出しますね
「そんなの私たちが知る訳ないじゃないですか」
「賢一、名前って言うのは、意味があって
とても重要なことなんだぞ」
「そんなのはわかりませんよ
作者が適当に一番、二番、三番とかそんな順番で私たちに
割り当てたかもしれないじゃないですか」
ギクッ!!
「馬鹿野郎、賢一そんな事はないぞ
井上さんだなんてどうなんだ?
まったくそのままじゃないか」
井上 美輝
「それがどうかしたんですか?」
「美輝の意味が分からないのか?
『美しく輝いてる』って意味だろ」
「逆かもしれませんよ
『美しくない輝いていない』かもしれませんよ」
「そんなの親が付けて喜ぶと思うか?」
「賢二さん?あなたはどう思います?」
「・・・えっと・・ゲ、ゲッツ(ダンディー○野)」
・・・・・
「・・賢二さん、突然何?」
「ご、ごめんなさい何か面白いこと
言わないといけないかと思って」
「賢二、無理をするな
ゲッツはさすがに古いんじゃないか?」
「ご、ごめんなさい」
「まぁそしたら美輝さんはよしとして
他の人はどうなんですか?
じゃぁ、林 麻子は?」
「えっと・・『麻』薬に負けない元気な『子』?」
「ちょっと、それはないでしょ
止めて下さいよ麻子はそんな子じゃないです
もっと純粋な子です」
「なら、そう言うなら
賢一なんか考えろ」
「そんな、突然・・
『麻』気で馬鹿力だよこの『子』とか?」
「賢二?判定は?」
「え、えっと〜
ん〜どうでしょう?(長嶋か○とく)」
・・・・
何、今回は本当に話進めないの?
こんな話でいいの?
なんかもうちょいさ感動する話だとかさ?
無いの?
※まったく、無いです。
「じゃぁ、麻子ちゃんはこれで終了
次、誰で行く?山田とかどう?」
「山田さんはどうでもいいでしょ
『なんかありきたりですみません』とかそんな意味ですよ」
「よし、山田おしまい
でいいよな賢二?」
「は、はい」
「でも、どうします?もぅいないんじゃないですか?」
「俺の妹達がいるだろ」
「あの、私思ったんですけど
歩ちゃんはわかりますよ
けど、春って誰ですか?申し訳ないんですけど
顔覚えてません」
「なんだと!?賢一貴様、飯を一緒に食べておきながら
覚えてないだと?」
「だって、無理じゃないですか
春って男ですか?女ですか?」
「女の子だ今度小学二年生になる」
「でも、私一言も話しませんでしたよ」
「ちょっと、人見知りなんだょ」
「そんなの知りませんよ
なぇ、賢二さん」
「ぼ、僕、歩ちゃんも知りません・・
お、男ですか、女ですか?」
・・・ちなみに女の子だからね
「ほかに、だれか名前のあるやついないか?」
「もぅいないんじゃないですか?」
「あ、あの、僕
一人だけ知ってますよ」
「え?誰ですか?」
「唯ちゃんです。大家さんの娘さんです」
「あの、私知らないんですけど・・」
「俺も知らないな・・・」
※ちなみに賢三は一度会ってます
※唯ちゃんを知らない方、第一話を見ましょう
「よ〜し、じゃぁ、本題に入るぞ」
「本題って話が進むんですか?」
「バ〜カ違うよ
俺達の名前だよ」
「あ、そうですか」
「俺ってどんな意味なんだろ」
「あ、私できました」
「いや、できましたって
作るものじゃないからな賢一」
「私は『賢』さ『一』位ですよ
賢二さんが『二』位で賢三さんが『三』位です」
「ちょっと待て、なんで俺がビリなんだよ」
「名前がそうなんだから仕方ないじゃないですか」
「で、でもなんとなくわかりますね」
「賢二〜どういう意味だ?」
「ぼ、僕は大学に在学中
賢一さんは高卒で社会人
賢三さんは中卒でフリーター
が、学歴的にも・・その・・・」
「おぉ、賢二さんすごい」
「そうかい、そうかい、どうせ俺は中卒ですよ
義務教育の六年間しか学校になんか行ってね〜よ」
「賢三さん、義務教育は九年間ですよ」
「よ〜し、だったら俺も考えたぞ」
「なんですか?」
「賢一は『賢』さレベル1
賢二はレベル2
俺はレベル3だ
どうだ俺が一位だ」
「でもレベル3って低くないですか?」
たしかに
「な、なら
賢一、賢さが1上がった
賢二、賢さが2上がった
俺は、賢さが3上がった
そうだこれ?」
「1と3ってそんなに差がないと思うんですけど」
「あぁぁ、もう止めだ
名前だなんてどうでもいい
知るかみんな死んでしまえ」
「でも、そしたら
もう一人賢治さんは私たちを『治』める
とかですかね?」
「そうだとしたら、もう一人の賢造ってやつがいたら
俺等を『造』ってるとか?」
「賢三さん、非現実的でありもしない話しないでください」
「賢一なんて死んでしまえ」
またしばらく沈黙が・・・
そしたら賢三さんが
「なぁ突然だけどさ
井上さんまだ俺らの違いに
気づいてくれないんだけど、どう思う?」
「麻子だってそうですよ」
「唯一、私たちの違いに気づくのって
山田さんだけですよね?」
「そういやそうだな」
「変わった特技ですね」
「確かに・・・存在感ないのに」
「今、山田さん何やってるんですかね?」
「会いに行ってみるか?」
「そうですね、どうせ暇ですし
行きましょう」
と言う訳でコンビニです
「いらっしゃいませ〜えぇっと・・・」
「どうもお久しぶりです」
「賢一さん?」
「おぉ、さすがすごいな」
「賢三さんですか?」
「正解だ
ならこいつはだれだと思う?」
あ、あのそう言って
なんで私を指さすんですか?
私、賢一ですけど・・
もしかして、賢三さんも分かってない?
「賢一さんだよ」
「え?・・俺もしかして間違えた?」
「ぼ、僕が賢二です」
「賢三さん、どうやったら間違えるんですか?」
「いやっ、その・・悪かった」
「べ、別にいいですよ」
あちゃ〜落ち込んじゃってるよ
そしたら、裏口の方から
「なんだ、騒がしいぞ
賢三でも来たか?」
久しぶりの店長登場
でも、毎回の事ながら
変な状況を見て目をパチクリ
まぁ無理もないか
店長から見たら賢三さんが
三人いるんですから
「あぁ、そこの店員
悪いが、今日、仕事休ませてくれ
きっと疲れてるんだ・・
それじゃ・・・」
「・・・・・」
そんなこんなで
賢三さんは店長の代わりとして
働くことになり
今は、賢二さんと私の部屋に向かってる最中です
うわ〜賢二さんまだ落ち込んでるよ
「あの、賢二さん
気にする事ありませんよ賢三さんだって
悪気があったわけじゃありませんから」
「別に気にしてませんよ
僕ってそういう存在ですから・・」
「そ、そんなことないですよ
賢二さんだってちゃんと存在感ありますよ」
「どこがですか?」
「え、っと・・ほら私たちより
足が速いじゃないですか
強盗の犯人を捕まえた時だって賢二さんのお陰ですよ」
「でも、それなのに
ほんの2,3行ぐらいしか書かれてませんでしたよ」
「そ、それは作者の表現力不足ですよ」
「だから、僕って駄目なんですよ」
「そうなことないですって
自信を持って下さい、あの時美輝さん感謝してましたよ」
「ほ、本当ですか」
おっ、以外と効果あり
「そうですよ
あの時、賢二さんがいたから助かった
ってすごく感謝してましたよ。だから自信を持って下さい」
「う、うん、わかった」
まぁ、なんとか立ち直ってくれたか・・
どうも、井上 美輝です
今、買い物も終わり
麻子ちゃんと帰宅するところです
「なぇ、美輝さん
あれ、お兄ちゃんたちじゃない?」
「え?どこ?」
「ほら、あの道路挟んで向こう側」
「あ、本当だ
賢一さんと賢三さんだね」
「お兄ちゃん〜」
そう言って道路に飛び出しちゃってるし
※突然道路に飛び出してはいけません危険ですから
と言いますか、車を運転している身にもなれ!!
びっくりする所じゃないんだぞ
まぁ、無事に麻子ちゃん道路も渡りきり
賢一さんにダイブ
また今回もすごい悲鳴上げてますね・・
「痛いって〜
あ゛ねぇ、腹がなんか変だよ
なんか脇腹から内臓的なものが
出てきてるよ」
さてと、そろそろ止めないと
賢一さん死んじゃいますね
賢一です。
せっかく賢二さんを捕まえたのに
麻子の呪縛から解放されません
はぁ、どこかのゲームみたく
教会に行ったら治るとかそう言うのないかな?
「賢一さん、大丈夫ですか?」
「えぇ、まぁ何とか・・
助かりました美輝さん」
「いぇ、いつものことですから
そう言えば賢二さんはまだ
部屋から出てきてないんですか?」
「え?賢二さんなら・・」
「そうですよね
出てくるわけないですよね 引きこもりだし」
あっ、賢二さんの様子が・・
「あぁ、それより聞きました?
賢二さんが引きこもりになった理由
全国大会の前の日にマネージャーに告白して
なんでもすごいふられ方をして
それから引きこもりになったらしいですよ」
「あ、あの美輝さんそろそろヤバいかと・・」
「でも、賢二さんもダメですよね
それだけで引きこもりになるなんて
一緒の大学に行ってるとは思えない」
「美輝さん!!これ以上言ったらダメです」
「なんですか?
ねぇ、賢三さんはどう思います?」
「・・・ぼ・・僕はけ、賢二・・です」
あぁ、美輝さん青ざめてます
「ぼ、僕そしたら帰ります・・・」
相変わらず、脚は速いな〜
「ちょっと、美輝さん、困りますよ
せっかく立ち直ってくれたのに・・」
「ご、ごめんなさい
まさか、賢二さんだとは思ってなかったので」
「まぁ仕方ないですかね」
「え、えっと・・そしたら私も帰りますね
それじゃぁね麻子ちゃん」
「うん、じゃぁね」
「なら、帰るか」
「うん、そうだね」
「そうだねって
麻子はもしかして私の部屋に来るつもりか?」
「そうだよ」
「なんで?」
「え?お兄ちゃんだからいいでしょ?」
「だから、私はお兄ちゃんじゃない」
そう言って、麻子をなんとか振り切り
自分の部屋に着き
鍵を閉めるのだが
部屋の場所を知られているため
また、扉を引きちぎって
侵入してきたことと、
賢二さんがまた引きこもり生活をはじめたことは
言うまでもない
最後まで読んでくれてありがとうございます
最終話を書いておきながら
こんなものを書いてしまいました。
もしかしたら、こんなものを
また書くかもしれないので
その時はよろしくお願いします。