第六 護衛としての対面
家を出て、数時間が経ち、王国へと向かって行く。
そして、王国の門へとたどり着く。
王城まで歩いていき、第三王女カーミスに会いに行く。
「あ、あの、オースタリア様、本当にありがとうございます。」
「ん?何回も言わないでよ。」
「あははは、実は、第三王女様は、カーミス様は誰よりも優しく、誰よりも正しい人でして、その性格から敵を多く作ってしまうのです。」
「ふ~ん、それで、あなた達は離れていいの?」
「あまり、いいとは言えませんが、あの人はあまりわがままを言わないので、つい、、、」
「そう、それで、味方はいるの?」
「味方、、、ですか、、、」
「そう、味方。」
「小さい時から一緒に暮らしている専属のメイド、専属騎士が味方であり、そして、第五、第二王子様は、カーミス様の味方です。」
「ふ~ん、それで、力があるから腕試しねぇ~、、、」
「、、、どうかいたしましたか?」
「いいや~、何にもないよ~。」
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それから、数時間が経ち、王国の門へとたどり着いた。
「さぁ、着きましたよ、オースタリア様。」
「はぁ~、おっきいねぇ~。」
「えぇ、ありがとうございます。」
そう隊長が言うと、門が開き、王城まで行く。
「お帰りなさいませ、隊長!!」
「おう、お疲れさん、そう言えば、第三王女、カーミス様は今どこにいる?」
「カーミス様は、、、」
「いいよ、私ひとりで行ける、ありがとね、隊長さん。」
「え、で、でも、カーミス様とは一度きりでは、、、」
「そうだね~、一度きりだけど、わかるよ~。」
「、、、そうですか、、、では、、、」
「はいはい~、ありがとうねぇ~。」
「、、、あれが、龍人、、、使えるか、、、」
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そうして、別れたタリアは、カーミスがいる、書館に行った。
「初めまして、あなたが、第三王女カーミスさんですか?」
「え、、、あ、そ、そうですけど、、、」
「初めまして、私、オースタリアと言います。」
「貴方が!!あの時は、助けていただきありがとうございます!!」
「ふふ、そこまで覚えてくれてるのはありがたいですが、ここは、書館、静かにでしょ?」
「あ、そ、そうでした、、、すみません。」
「ふふ、大丈夫ですよ、借りる本は決まりましたか?」
「は、はい、今回はこちらを。」
「こちらは、「前章 龍人と国の成り立ち」ですか。」
「はい、見たことあります?」
「あんまり、見たことはないですよね、でも、面白そうですね、これから、長いことお世話になりますのでお話、聞かせてくださいよ。」
「は、はい!!ふふふ。」
そして、二人は部屋まで歩いていった。
「ところで、長いとは?」
「あぁ、私、あなたの護衛としてこちらにお世話になることになりましたので。」
「え!?ご、護衛!?ど、どうして?」
「う~ん、どうしてもこうしても、面白そうだったからですかね?」
「お、面白そうって、、、それで、いいのですか、、、?」
「いいのよ、それぐらいで生きた方が、楽しいし。」
「そ、そうですか、、、」
そう話しながら、部屋の前に着く。
「さぁ、ここが私の部屋です。」
「お!!お邪魔しま~す。」
「あ、お嬢様、、、誰です!!あなた!!」
メイドがそう言うと、騎士が腰に付けた剣を抜き、タリアの首に当てる。
「、、、あ~、喋ってもいい?」
「貴方は、誰ですか、、、」
「私は、龍人のオースタリアです、このたび、カーミス様の護衛になりました。」
「龍人!!?し、失礼いたしました!!」
「あはは、大丈夫だよ~、それに護衛になるんだから、これからよろしくね~。」
「は、はい、、、よろしくお願いいたします、、、」
「騎士さんもよろしくね~、しっかし、意外に早かったね~。」
「そ、そうですか、、、でも、動じないのはどうなんですか、、、」
「ん?別に、見えないわけじゃなかったし、、、」
「そうですか、それは、傷つきますね。」
「私が鍛えてあげようか?」
「それは、随分と頼もしいですね、でも、剣は使えるのですか?」
「私は、父に使えるようになれということで、武器、魔術魔法、全て使えますよ。」
「そ、それは、、、」
「そうだ!!オースタリア様!!これからは、私に敬語はやめてください!!」
「え、ま、まぁ、いいよ~、じゃあ、これからよろしくね、カーミス、私のことも、タリアって呼んで?メイドさんも騎士さんもね。」
「うん、わかった!!よろしくね、タリア!!」
「よろしくお願いいたします、タリア様。」「よろしくお願いします、タリアさん。」
「うん、よろしくねぇ~。」
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