第五 質疑応答
食事をするために、部屋に招待する。
しかし、部屋は狭かったため、魔術で拡張をする。
そして、食事を終え、質疑応答をする、、、
「ごめんなさいね~、いまは、このぐらいしか用意できないの。」
「い、いえいえ、突然の訪問でしたので、こちらも申し訳ございません。」
「あはは、大丈夫ですよ~、それで、なんで、タリアを連れて行くんです?」
「それは、、、私たちの、お嬢様がオースタリア様に助けられ、恩返しがしたいということですので、それで、、、」
「そうなの?タリア?」
「え?ん~?あ!!そうだ!!熊、狩ってきたときあったでしょ?」
「熊、、、あぁ、あったわね。」
「そそ、そん時に助けた女性がそうだったんだと思う。」
「そうだったの?だったら、あの時に言いなさいよ。」
「いや~、なんか、熊を狩って血抜きしてたら忘れてた。」
「あ、あの、、、”熊”というのは、、、」
「熊は、熊ですよ?あなた達で言うと、、、「グリージング・ベアー」というのでしたっけ?」
「は?ぐ、「グリージング・ベアー」って言ったら、力は通常の「グリア・ベアー」の三倍以上、体躯は六倍以上の獰猛な魔獣ではないのですか?」
「そうなの?お母さん?」
「え?あ、あぁ、そう言えば、私が冒険者として活動してた時はそう言ってたような気がするわね、まぁ、私たちからしてみれば熊よ。」
「ふ~ん、、、」
「あ、あの、それで、お話を戻すのですが、オースタリア様はついてきてくださいますでしょうか?」
「ん?じゃあ、どうして、そんなお嬢様がこの森にいたのか、聞かしてくれたらいいよ。」
「そ、それは、、、お嬢様の暴走と言いますか、お嬢様は魔力も多く、才能も有りますが故、自身の強さがどのようなものかを知ろうとこの森に入ったという経緯です。」
「ふ~ん、それはまた、大変だったね~、まぁ、いいよ、ついていってあげる。」
「あ、ありがとうございます。」
「まぁ、今日はとりあえず、ご飯食べようよ、疲れたでしょ?」
「え、ま、まぁ、疲れましたけど、、、悪いですし、、、」
「えぇ~、お母さん、いいでしょ~?」
「えぇ、いいわよ、でも、それじゃ、この部屋は狭くない?」
「あ~、確かに狭いね、じゃあ、拡張魔術目欺く不可思議な空間」
そう、タリアが唱えると部屋が一瞬のうちに広がった。
「、、、!!へ、部屋が!!さ、さっきまで、、、」
「あら~、うまくなったわね~、タリア。」
「でしょ~?山に行って練習してたからね~。」
「ねぇ~、お父さんもなんか言いなさいよ。」
「ん?あぁ、タリア、魔力操作が繊細になったな。」
「!?あ、ありがと、、、」
「何をそんなに驚いてんだ?」
「だ、だって、普段あんまり褒めないじゃん。」
「ん?そうか?」
「さぁ、ご飯ができたわよ~。」
「「「「「「いただきま~す!!!」」」」」
全員がそう言いながら、談笑をしながら箸を進める。
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それから数分が経ち、食事を終え、タリアは出発の準備をする。
「それじゃ、私は、準備してくるね~。」
そう言ったタリアは、自分の部屋に行った。
「さて、それでは、ここからは、大人の時間と行きましょうか、そこにお座りください。」
「は、はい、、、」
「タリアを、私たちの娘を預けるのですから、少し質問をさせていただきますね。」
「わ、わかりました、お答えできる範囲でお答えいたします。」
「では、第一の質問です、あなた達がお嬢様と呼ぶ人は王女様ですか?」
「はい、その通りです、正確に言えば、第三王女様です。」
「そうですか、では、第二の質問です、あなた達はタリアのことをどう思いますか。」
「、、、失礼ですが、正直怖いです、ですが、オースタリア様はとても優しい人で、頼もしい人です。」
「そうですか、では、最後です、今、王位争いは起きていますか?」
「、、、お、王位争い、、、ですか、、、」
「はい、正直に言ってください。」
「、、、お、起きています、、、ですが!!オースタリア様には、一切の傷をつけさせません!!ですので!!」
「いいえ、起きているということは、タリアを護衛としてそちらに行かせます。」
「え!!で、でも、、、」
「せっかく、命を救ったお嬢さんを死なせるというのは、寝起きが悪いでしょ?だからです。それに、私の分身を貸すと言っても期限がありますので。」
「で、では、、、オースタリア様を護衛とさしていただいてもよろしいでしょか?」
「えぇ、大丈夫ですよ、でも、タリアにも話はしてくださいね?」
「は、はい!!」
「私は、大丈夫だよ~。」
「、、、え?お、オースタリア様、、、?だ、大丈夫というのは、、、」
「私が、護衛としてあの人を守るっていう話、受けてあげるよ~。」
「あ、ありがとうございます!!」
隊長がそう言い、近衛騎士たちが立ち上がり、頭を下げた。
「よし、私は準備できたし、いこ~!!」
「は、はい!!」
隊長が返事をし、タリアと一緒に家を出た。
「あの子が、護衛ね~、大丈夫かしらね、、、」
「大丈夫だろ、あいつも随分と成長したしな。」
「そうね、、、頑張ってね、オースタリア。」
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