表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

29/29

第二十九 「龍人」

「不獄」最後にして、最強のボスと相対するタリア、、、

そして、水魔法によって、「不獄」のボスを外に出す、、

それを見て、話し合う二人、、、

タリアを最強たら占める理由は、、、

タリアが、「不獄」に戻っていくのを見て、カーミスが口を開く、、、


「、、タリア、、楽しそう、、、」


「カーミスは、、行かなくていいのか、、?」


「行っても意味ないよ、、だって、、タリアからしてみれば、私たちはただの足枷、、」


「カーミスはどうして、、、そんなに冷静なの、、、?悔しくないの、、?おいていかれて、、、」


「悔しい、、ね、、そんなの、、、タリアの力を見たら、、、どうでもよくなるよ、、、」


「、、は?どうでもって、、、」


「名望」が、聞き返し、その答えを得ようとした瞬間、「不獄」から巨大な水の鯨が出てくる、、、


「、、、は、、、?な、、何だよ、、、あれ、、、」


「、、タリアの、、魔法、、原初の魔法、、水魔法空へ昇る鯨(スカイ・シー・ラグー)、、巨大な鯨が、敵を飲み込んで、大気まで運ぶ魔法、、」


カーミスが説明をすると、水の鯨は突然爆発した、、、


「、、、!?た、、タリアの、、、魔法が、、、原初の魔法が、、、破られた、、、!?」


「、、どうやら、、原初でも届かなかったね、、」


そして、そこに浮いていたのは、、人の形をした、、怪物、、顔のないもの、、、神すらも恐怖させるもの、、、


「あいつは、、「神称」を持ってる、、」


魔獣は、本来、「神称」を持たない、、、それは、種族として名を持つことがあっても、、固有としての名は持たないためである、、、しかし!!「不獄」のボスは、、神が認識するほどの強さと凶暴さを持っている、、、そのため、「神称」をは有するにあたったのである、、、

その「神称」、、、その、凶暴さをもって、、「飢え食らうもの」、、、


「、、、「飢え食らうもの」、、、名も顔もなきもの(スミシー・ノーゲル)、、、歴代の十将をもってしても、、勝てない相手だ、、、」


「そう、、それは、、強いね、、、」


「、、どうして、、、そんなに冷静なの、、?」


「、、ねぇ、、「名望」は、、タリアに勝てる未来見える?」


「、、どうして、、そんなことを、、」


「わたしは、、勝てる未来見えないよ、、腕試しの時も、、笑いながら最大火力を受けて平然と立って、、私のことを宿に運ぶことすらできる、、、そんな余力を残してた、、、」


「、、、君の本気を知らないけど、、水極魔術を使える、、君の攻撃を、、、」


「うん、、、」


名も顔もなきもの(スミシー・ノーゲル)を見ながら、話し合っていると、先に動いたのは、、名も顔もなきもの(スミシー・ノーゲル)、、、

繰り出したのは、、ただの蹴り、、しかし、、その威力は、自身の住処である「不獄」すらも削った、、、


「、、、!?あ、あいつ、、、じ、自分のダンジョンを、、、!?」


「、、、ダンジョンコアは、、あいつの胸元にある宝石のようなものだね、、、だから、、あいつは自分のダンジョンですら躊躇なく壊せるんだろうな、、、」


「、、つまり、、」


「あぁ、、、タリアが止めない限り、、あいつは動き続ける、、、」


「タリア、、、」


しかし、、その蹴りを受けた、、タリアは何事もなかったかのように、立っていた、、、


「ねぇ、、これが、、本気なの?もっと、、、本気でかかって来い、、、」


そう言った、タリアは手を振り下ろす、、、

まるで、挑発するかのように受ける、、


「、、、何、、、?お前だけが、受けられるわけじゃないって言いたいのか、、、?」


「なかなかに、、、なめてるね、、、」


そして、名も顔もなきもの(スミシー・ノーゲル)は、タリアを敵とみなしたのか、、難攻不落のダンジョン「不明の明獄」のボスにふさわしいほどの強さを見せる、、、

その一撃は、、先ほどの威力とは一線を画していた、、その威力は、、大気を裂き、風すらもなくすほどの威力であった、、、


「、、、すごい威力だね、、、」


しかし、その一撃をタリアは見えているかのようにさらりとかわした。


「、、まぁ、、真っすぐだからできるね、、、」


それを見た、スミシーは、今まで口角を上げていたが、焦りのあまりか口角がガクンと下がった、、、


「、、おや?びっくりした、、?じゃあ、次は私、、、」


そう言った、タリアは先ほどと同じように手を振り下ろした、、、

そして、スミシーも先ほどと同じと判断し、受けようとするが、、、いきなり、スミシーの体が回避をする、、、


「、、、!?」


「お、、避けたね、、、」


スミシーが自身の後ろを見る、、、そこにあったのは、更地と化した大地だけであった、、、


「、、、はぁ、、長引くと周りがなくなっちゃうな、、、」


タリアはそうため息をつく、、、

その戦いを見ていた、「名望」がまた口を開く、、、


「、、な、、何だよ、、あの威力、、、「岩城」でも、、、無理だろ、、、あれ、、」


「ねぇ、、「名望」、、どうして、タリアが龍人って呼ばれてると思う?」


「は?、、、それは、、種族だからだろ?」


「種族、、、やっぱり、、みんなそう思うんだね、、」


「え?ち、、違うのか、、、?」


「龍人だなんて、種族はない、、、龍人はタリア達を指す「神称」、、、何だよ、、、」


「は、、?はぁ~!?な、、何言って、、、「神称」は神が付けるもの、、、それを二つ!?不可能だ!!そ、、、それは、、、」


「うん、、十将なんて目じゃないの、、、タリア達は本気を出せない、、、それは、抑止力としての役目を全うしなきゃならないから、、、」


「じゃ、、、じゃあ、、今戦ってるタリアの力って、、、」


「うん、、、全然本気じゃない、、あれでも、三割もいってない、、、」


「あ、、、あれで、、、三割以下、、、は、ははは、、、」


そう、タリアは、、、オースタリアは龍人と名乗っているが、これは自身の名を言っているも同然、「龍人」、それは、神龍の最も大切な場所であり、安心できる唯一の場所である、寝床を守ることを任せられた者たちを指す、、、神龍ほどのものが、自身のみを危険に晒せるわけもない、それは眠っている時でも、、、故に、寝床を守ること、神龍の安全を守ることは最強の証、神を同等の力があるということを認めること、、、他の者たちは、竜の民(ドラゴン・ニュート)となっている、、、「竜」はあくまで、神龍の世話係、「龍」を名乗れるものは、神龍に認められ、「神称」を個人に持った者たちの身が名乗れる、「現人神の神称」なのである、、、、


「、、、それに、、この勝負はタリアの勝ちだし、、、」


「それは、、どういう、、、」


「タリアは、今、魔力も気力使ってない、、、」


「、、、!?おい!!ということは、、、!!」


「うん、、生身であれを受けて何事もない、、、」


タリアは、この戦いにおいて、魔力も気力も、技も魔術も、ほとんど使っていない、、、つまり、スミシーの二回の攻撃はタリアにとっては虫が止まった程度のもの、、、

タリアが龍人の中で、最も強いと言われる理由は、魔力が龍脈につながっているから?様々な技や武器を使えるから?否!!その全てを成すために必要な体である、、筋量、骨密ともに世界最高峰を持ち、自身の能力により、それを自由自在に操る、、、そう、、体なのである、、、全てを成す体こそが、タリアを最強たら占める理由である!!

そして、タリアは何かを考えているのか黙り、、数秒後口を開く、、、


「よし、、、もう、大体わかった、、、」


そういった、タリアの眼は、獲物を捕らえた猛獣の眼をしていた、、、


お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ