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第二十六 名づけの力

タリアとカーミスが腕試しをする、、、

そして、名を与えられ新たな能力を発現する、、、

タリアは、その力を目の当たりにし驚く、、、

岩国の次は不国に行く二人、、、、

名を与えられた魔獣は新たな能力が発現する、、、

そして、小さき怪鳥バロット・スモー・バードは、カーミスからカスミスという名をもらった、、、カーミスの魔力は風、、、それを反映するように能力が発現する、、、


「、、、行くよ!!カスミス!!」


「ぎぃーーー!!」


「さて、、、名を授かった、あいつはどんな能力が、、、」


タリアが考えていると、カーミスが目の前に現れる、、、


「、、、!?」


しかし、予想外の攻撃でも、タリアには当たらなかった、、、


「、、、あっぶな、、、!?な、何が起きたの、、、!?」


「やっぱり、、、これでも無理か、、、本当に強いね、、、タリア、、、」


「まぁね、これでも龍人、上位者に位置してるからね、、、でも、今のは分からなかったな、、、」


「、、、カスミス、、、もう一回、、、」


すると、先ほどは土煙で見えなかった行動が見える、、、


「、、、あぁ、、なるほど、、空気の膨張と圧縮か、、、それが、カーミスの魔獣「カスミス」の能力か、、、」


そして、カーミスが先ほどと同様のスピードでタリアに向かって行く、、、


「はははは!!さっきは避けたけど、今回は受けようかな!!」


タリアがそう言うと、受けの態勢を取り、向かってくるカーミスを真正面から受け止める、、、


「、、、っ!!ぐぅ、、、!!あははは、、、これ、、、効く、、、!!」


「、、、!?うっそ!?これでも、、、なの、、、」


「あは、、、本当に強くなったね、、、カーミス、、、だから、越えられない壁を見せてあげる、、、」


タリアがそう言うと、宙に浮く、、、


「、、、さて、、、じゃあ、タリアの得意な魔術で、、、」


タリアは手を上に上げる、、、、


「、、、!?何か、、、来る!!カスミス!!」


そして、もう一度、カーミスの足元に空気の層が形成され、圧縮され始める、、、


「、、カーミス、それは少々時間がかかるでしょ?それじゃ、、、一瞬のスキが命取りの戦いじゃ意味をなさないの、、、風獄魔術不規則なる風道インビジ・フゥー・ロード、、、」


すると、タリアが手を振るった瞬間、突風が起こり、カーミス達を吹き飛ばす、、、


「、、、!?がはっ、、、、!!」


しかし、カスミスの能力により、衝撃は最大限軽減する、、、


「、、、っ!!ありがと、、、カスミス、、、」


「おぉ、、すごいね、、さっきまで加速のために圧縮していた空気をクッション代わりにするとは、、、連携取れてるじゃん、、、」


「えぇ、、、本当に、、、連携取れてるでしょ!?」


カーミスがそう言うと、タリアはカーミスの周りを見て、あることに気づく、、、


「あれ、、、?カスミスは、、、」


すると、背中側から衝撃が走る、、、


「、、、っ!!はぁ!?、、、な、何が、、、!?」


その衝撃にタリアが目を向ける、、、すると、そこにいたのは、、、カスミスであった、、、


「ははは、、、確かに、二人で協力して、、とは言ったけど、、まさか、カーミスがおとりだったとはね、、、お見事!!」


「、、、えへへへ、、、ほ、、褒められ、、、」


そう言った瞬間、カーミスは意識を落とした、、、


「あらら、、、おやすみ、カーミス、、、」


そして、タリアはカーミスを抱きかかえ、宿に戻っていく、、、


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そして、翌朝になり、カーミスが飛びあがる、、、


「、、、っ!!はぁはぁ、、、こ、ここ、、宿、、、?」


「あ!!おはよう、、、カーミス、、調子はどう?どこか痛むとこはない?」


「えぇ、、どこも痛くないしから大丈夫だよ、、、でも、どうして、宿にいるの?」


「え?あぁ、、、それは、私が宿に運んだからだよ、、、」


「そ、そうなんだ、、、ありがとう、、、そう言えば!!タリア!!腕試しの結果は、、、!?」


「ん?あぁ、、、カーミス達の勝ちだよ、、、」


「そ、、そう、、、よかった、、、」


「でも!!あんまり、捨て身はだめだよ、、、今回は、私だからよかったけど、あれで倒せなかったら、命落としちゃうかもしれないからね、、、」


「そう、、、だよね、、、」


「だから、これからは連携をとる練習をしようか、、、」


「は~い、、よろしくね、カスミス、、、、」


「ぎぃーー!!」


「ふふふ、仲良くなったみたいだね、、そうだね、、、連携の練習するなら、ダンジョンに潜った方がいいよね、、、それじゃ、次の国は不国に行こうか!!」


「え、、、?な、なんで、、、不国、、なの、、、?」


「不国はね、、、ダンジョンが多くある国なの、、、それを国政としているぐらいだしね、、、」


「なるほどね、、、」


「まぁ、、、あとは、十将ももちろんいるよ、、、」


「やっぱりいるんだね、、、」


「そう、、でも、ダンジョンが多いから三人ぐらいいるよ、、、」


「それは、、、随分と厳重だね、、、」


「まぁ、、、魔獣大進行(スタンピート)が起きる可能性が一番高いからね、、、」


「そうなんだ、、、それで、どんな人たち?」


「前に、「岩城」の鎧を壊せるって言ったやつらがいるって言ったの覚えてる?」


「う、うん、、、上位三人と「憤獄」でしょ?」


「そう、、、それで、今、不国にいるのは、第三将「残月」、第六将「名望」、第九将「憤獄」がいるよ、、、」


「えぇ、、それで、、「憤獄」は、わかるけど、、、「残月」と「名望」って、、?」


「ん?「残月」は、月が出ている時は誰よりも素早く力強い、「名望」は、誰かがあいつに望めばあいつはその能力を持つっていうやつだ。」


「は、、、?そ、そんなの、、、ありなの、、、、?」


「ありなの、それが十将、大陸で怪物呼ばれ、人の極致、人間の希望があいつらだからね。」


「、、、そう、、、なんだ、、、」


「まぁ、、ここは明日出ようか、、、ここからだと、二日はかかるからね、、、」


「ねぇ、、不国ってダンジョンだけなの?」


「、、、どうして、、、そんなこと聞くの?カーミス、、」


「なにか、、、隠しているでしょ?タリア、、、私は、もう王女じゃないの、、真実を知る覚悟はあるわ、、そのためにこうして旅をしているの、、、」


「、、、そう、、、なら、、話すわ、、、」


「うん、お願い、、、」


「不国は、五国の中で唯一奴隷制を敷いている国、、だから、、行って奴隷を見たとしても何もしないでね、、、反吐が出るけど、、、私たちにできることはないの、、、わかった、、、?カーミス、、」


「、、、、、、」


それを聞いた、カーミスは手を強く握っていた、、、


「それは、、、むかつくわね、、、」


「そうだね、、、でも、カーミス、これは無くせないの、、、」


「、、、!?どうして、、!?人の命を、、、!?」


「だからだよ、、、ダンジョンが近いということはいつ命を落とすか分からない、、、ダンジョンで食べていく以上、死とは隣り合わせ、、、大黒柱がいなくなった家庭は、、、」


「、、、ねぇ、、、タリア、、、私が、不国に行って奴隷を買うっていったらどうする?」


「、、否定はしないよ、、、ただよく考えてね、、、他人が奴隷を持っていようと関係ないけど、私たちの旅についてくる奴隷になるだろうから軽率にしないでね、、、カーミス、、、」


そう言った、タリアの眼は真っすぐカーミスを見ていた、、、


「うん、、、もちろんだよ、、、タリア、、」


カーミスは笑っていたが、、、その笑顔は自身の無力さと虚しさが消えていなかった、、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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