第十七 追放願い
覚悟を決めたカーミス、、、
最初に向かったのは、国王であった、、、
タリアの足は鉛のようであった、、、
覚悟を決めた、カーミスの行動は早かった、、、
最初に向かうことに決めたのは、実の父、国王のところであった、、
「タリア、最初に行くところはお父様のところに行くよ。」
「、、、う、うん、、、でも、、、」
「タリア、、これは私が決めたこと、、、言ったじゃない?少しはわがままになってもいいって、、ね?」
「、、、わかった、、、行こう、、、」
タリアはゆっくりと立ち、、、カーミスの後ろを歩いていく、、、
しかし、タリアの足は、、鉛のように重かった、、、
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そして、、、普通より時間はかかったが、国王のいる部屋に着いた。
カーミスは、扉を叩いた。
「失礼します、、、お父様、、いえ、国王様、少しお話よろしいでしょうか?」
「、、、?どうした?カーミス、、、?どうして、そんなにかしこまっている?」
「、、、国王様、私を追放してください、、、」
それを聞いた、国王は勢いよく立ち上がった、、、
「、、、!?どういうことだ!?カーミス、、、!!」
「、、、身勝手だということは分かるのですが、、、国王様を、、家族を危険にさらすのは、、、」
「、、、危険だと!?何が危険だというのだ!?」
「、、、それは、タリアから話をしてもらいます、お願いね?タリア。」
「う、、、うん、、最初に謝ります、申し訳ありませんでした、国王様。」
「、、、どうして、いきなり謝るのだ?」
「、、、今日、十将、第五将「常闇」が現れ、、、私が、カーミスの前世を教え、選択を、、、王族を捨てることを、、、」
それを聞いた、国王は、足に力を入れられず、椅子に座った、、、
「、、、それで、、、か、、、」
「はい、、、申し訳ございません、、、」
タリアはそう言い、頭を下げた、、、
「、、、はぁ、、、カーミスは、、、それでいいのか、、、?」
「、、、はい、、、私は、覚悟を決めました。」
「、、、そうか、、、わかった、、、クリス、今すぐに追放書を。」
「はい、かしこまりました。」
返事をした、専属の執事であるクリスは部屋を出る。
「、、、ふぅ~、、、すまんなが、敬称略で話すぞ、龍人、、、」
「えぇ、大丈夫ですよ、、、」
「カーミスの、、、前世は何であったのだ、、、?」
「、、、前世は、十将 第一将「根源たる魔女」です、、、」
「、、、そうか、、、十将で死んだのは、第一将、第三将、第七将の三名、、、どうして、、、第一将と言える?」
「、、、第一将「根源たる魔女」は、世界に存在する魔法術を使うことができる、、、その中でも、、、」
「、、、?その中でも?なんだ?」
「、、、その中でも、、、特筆すべきものは、独自で開発した魔術、転生魔術回帰する生命、、、これは、今までの魔法術をひっくり返してしまうものです、、、」
「、、、そうか、、、それで、、、」
「それに、、今の十将で唯一埋まっていない席は、第一将しかありません、、、」
「つまり、、、今の今まで誰も変われないような強さってことか、、、」
「はい、、、」
「、、、なるほど、わかった、、、それで、、、追放されてどうするのだ?」
「、、、十将を倒します、、、」
「、、、それは、、、私もか?」
「、、、あなたも、十将でしたね、、、十将の中で最も優しいあなたを倒したくないです、、、」
「、、、それは、お前の考えか?オースタリア、、、」
「えぇ、、、これは、私の考えです、ですが、、、」
「カーミスは違うか、、、そうだな、、、」
「、、、なぁ、カーミス、お前はもし、私を倒さなければならなくなるとしたらどうする?」
「、、、たとえそれが、お父様でも倒します。」
「そうか、、、」
国王が、納得した瞬間、扉がノックされる。
「失礼します、国王様、こちらが、、、」
クリスがそう言い、書類を渡す。
「、、、確かに、、、全員の名前があるな、では、カーミス、お前を王族から追放とする!!」
国王がそう言い、追放書に名前を書いた、、、
「、、、今まで、ありがとうございました、、、!!お父様!!」
そして、カーミスとタリアがあまたを下げた。
「さぁ、お前たちはもう王族ではない、今すぐ王城から出ていけ、、、」
「さようなら、お父様、、、」
「できれば、敵にならないでくださいね?十将「善王」、、、」
カーミスとタリアがそう言い、王城を後にした、、、
「、、、大丈夫か?タリスタ、、、」
「あぁ、大丈夫だ、、、敵には、、、なりたくないな、、、」
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そして、王城を後にした、カーミスとタリアは城下町にいた。
「ねぇ、タリア、十将についてもっと詳しく教えて。」
「ん?分かったよ、カーミス、、、十将は大陸で怪物と呼ばれる者たちって言ったでしょ?」
「うん。」
「その中にも、序列はある、第一将~十将までいる、単純な力だけなら第一将が大陸最強、それでも、個々の強さは常軌をいしている、、、しかも、それぞれが得意なものが違う、、、だから、誰が一番かなんてわからない。」
「そう、、、お父様も十将なのでしょ?」
「うん、、、十将はそれぞれの「神称」が名前になってる、だから、国王の十将は「善王」、第五将は「常闇」になっているの、、、」
「ねぇ、、、タリアは十将にならないの?」
「私が?う~ん、、、どうかな?カーミスが戻ったら考えるよ、、、」
「そう、、、なら、どこに行く?」
「そうだね、、、なら、十将の温厚派と呼ばれる、第四将「雅楽」がいる、聖国に行こうか。」
「わかった!!」
そうして、タリアとカーミスは馬車乗り場に向かって行った、、、
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