第十四 魔術の本質
勉強をしているとタリアが怒りを表す、、、
その怒りは、、、
中庭に着く、タリアとカーミス
タリアが使う魔術の秘密を言う、、、
カーミスが勉強をしていると、口を開く。
「ねぇ、タリア、守護者の三人の名前は「神称」なの?」
「ん?あぁ、、、あれは、「異名」が残ってるだけ、「神称」は違うよ。」
「じゃあ、「神称」は分かるの?タリアは、、、」
「う~ん、直接会ってないから、わからないかな、、、」
「そうなんだ、、、あれ?でも、タリア、過去の「神称」も見えるって言ってなかった?」
「、、、え?そんなこと言ってたっけ、、、?」
「言ってたよ~、、、もう、、、」
「ははは、ほら、そんなこと良いから早く勉強しよう?」
「うん、、、」
カーミスが勉強に戻る、すると、タリアは心の中で考え事をする、、、
(、、、言えるわけないよね~、、、「調停者」の「神称」は「無慈悲な平等」、「処刑人」は「慈悲ある死」、「王権者」は「万人を従えるもの」、、、全員が、神からその凶暴さを認められたやつらが、、、守護者なんてね、、、)
タリアが考え事をしていると、カーミスが顔を見ながら口を開く。
「、、、?タリア?どうしたの?」
「、、、!?ん!?どうしたの?」
「、、、いや、、、いきなり、うつむいたから、、、」
「そう?ごめんね、、、」
「う、うん、それで、この部分がわかんなくって、、、」
「ん?どこがわかんないの?」
「ここの、、、帝都に関することで、、、」
「あぁ、帝都か、、、帝都はね、私たち龍が大っ嫌いな場所。」
「え?どうして?嫌いなの?」
「、、、私たちは、昔、人類が生きやすいようにするために、強力な魔獣を封印したり、絶滅させたりしてたの、でも、、、帝都は、その魔獣たちを使って戦争を起こしたり、挙句の果てには、、、私たちに、敵対をしてきた、、、だから!!私たちは帝都が大っ嫌い、、、!!」
タリアがそう言うと、これまでにないほどに怒りを表し、屋敷に大きなプレッシャーがかかる、、、
「、、、!!?た、タリア!?だ、大丈夫!!?」
「、、、!?な、何だ、、、!?いったい、何なのだ、、、!?」
「ガウリウス!!大丈夫か!?」
「えぇ、私は大丈夫ですが、、、他の者たちはだめです!!ダースリー様は大丈夫ですか!?」
「あぁ、だが、、、これは、、、」
「タリア!!」
カーミスがそう叫ぶと、タリアは言葉を返す、、、
「、、、ん?わ!!どうしたの?そんなに汗をかいて、、、」
「、、、ふぅ、、、ふぅふぅ、、、タリアのプレッシャーでこうなったの、、、外にいた騎士たちは何人か倒れてるよ、、、」
「え!?そ、それはごめん、、、カーミスは大丈夫だった?」
「、、、な、なんとか、、、でも、ごめんね?私が帝都の話をしちゃったから、、、」
「ううん、私もごめん、、、私も、、、感情を制御できなくて、、、」
タリアがそう言い、頭を下げた、、、
「、、、、、、さぁ、タリア、中庭で魔術の特訓しよう?」
カーミスがそう言い、タリアの手をつかみ、引っ張っていく、、、
~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして、中庭に着いた二人は、倒れている騎士に会った。
「、、、どうしたの?騎士さん、、、」
「、、、!!カーミス様、オースタリア様!!い、いきなり!!皆が倒れて、、、それで、、、」
「、、、あぁ~、大丈夫だよ、私が起こすから、、、」
そう言うと、タリアが殺意のこもった圧を騎士たちにかける、、、
「、、、っ!!」
すると、騎士たちが次々と起き上がる、、
「、、、お!!起きたね~、、、おはよう~。」
「、、、い、いきなり、、、プレッシャーがかかって、、、それで、、、」
「まぁ、私たちはこれから、魔術の特訓をするよ~、、、」
「は、はい、、、わかりました、それでは、、、」
騎士たちがそう返事をし、歩いていく、、、
「よし、、それじゃ、今日はどんな魔術をやりたい?カーミス。」
「私、風魔術の中級や上級が使いたい。」
「、、、いいよ~、なら、先に手本かな?中級風魔術風纏い削り取る」
タリアが手を前に出し、風がタリアの周りで吹き荒れ、手の直線上を削った、、、
「、、、っ!?な、なんて威力、、、」
「これが中級、威力は私が撃ったからだよ、、、次は、上級だね、上級風魔術嵐もって空を支配する」
タリアがそう唱えると、王国の空が渦を巻き、雷が鳴り、今にも嵐が起きそうな空になっていた、、、
「、、、な、何なの、、、あの空、、、」
カーミスが空を眺めていると、タリアが手を叩いた、すると空は元に戻り、タリアが口を開く。
「どうだった?これが上級、魔力消費は激しいけどその分絶大な効果がもたらされる、、、今から習得しようとしている魔術はその領域の物、今までの魔術より危険で、命にも届きうる、それでも、学びたい?カーミス。」
「、、、うん!!それでも!!誰かを助けるために!!」
「そう、、、なら、最初は、中級からだね、、、そうだね、まずは風の維持からやろうか、、、」
タリアがそう言い、自身の周りに風を纏った、、、
「、、、風が、、、タリアの形を模すように、、、」
「うん、今から、これをやってもらうよ、イメージは、風を自分が着るように、、、」
「風を着るように、、、」
カーミスがそうつぶやきながら、風を操り、風を纏い始める、、、
「、、、うまいね、そのまま維持を、、、」
「、、、っ!!」
カーミスが、風の維持をやめ、顔をゆがめた、、、
「、、、!!どうしたの!?カーミス!!」
「、、、ご、ごめんね、タリア、腕を少し切っただけ、、、」
カーミスがそう言い、腕から血が流れているのを、タリアが目に入れる。
「、、傷は、、、深くなさそうね、、水魔術治癒する原水」
タリアが傷に手をかざし、唱えると、血は綺麗に消え、傷は塞がり、カーミスから痛みが消えた、、、
「、、、痛くない、、、ありがとう!!タリア!!」
「、、、そう、、、よかった、、、」
「ねぇ、タリア、、、」
「ん?どうしたの?」
「タリアは、どうして、魔術を使うとき、風や水って言うの?今の魔術は、風壁魔術や暴風魔術って言ったりするけど、、、」
「あぁ、それはね、、、私の魔術が原初に近いものだからだよ、今の魔術は、より扱いやすいように、さらに簡易的になってるの、、、だから、飛翔魔術って言ったりしてるの。」
「、、、つまり、タリアの魔術の方がいろいろ強いの?」
「そうだね、、、でも、カーミスも練習すれば、使えるよ。」
「だから、私が教えるのは、原初に近いものを教える、まぁ、それ相応に魔力消費も多いけど、、、頑張ろうね?」
「う、うん、、、頑張る、、、」
「まぁ、カーミスは一回使ってるけどね、、、」
「え?いつ?」
「気づいてないならいいよ~。」
そう言い、カーミスがもう一度風を纏い始める、、、
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