第一 生にしがみつくもの
難病により、この世を去ってしまった、純子。
その前に現れる、「神」と名乗るものが現れた。
その、「神」は、、、
そして、生きること、決めた純子は世界に降りる。
私は、世界を憎みながら死にました、死因は病死、今の技術では救えない、そんな難病で私は、、、
「初めまして、武村 純子さん。」
「貴方は、、、」
「私は、あなた達が言うところの「神」という存在だと思ってください。」
「「神」、、、?で、そんな神様がどうして私のところに、、、」
「貴方には、私が作った世界に転生してもらいたいのです。」
「どうして、、、」
「貴方が最も合っていると思ったからです。」
「私が、、、合っている、、、?何言って、、、」
「貴方は、難病にかかって、死んでしまいました、ですが、あなたは不屈が如く精神でいまだに魂を保っています、その強き魂をもって私の世界の起爆剤になってもらいたいのです。」
「つまり、私はあなたの駒として、世界で生きてほしいと?」
「えぇ、簡単に言えば、そうですね。」
「ふざけないでください!!神様なら!!なんで!!私の難病を治してくれなかった!!それでいて!!駒として、生きろと!!?ふざけるのも大概にしろ!!」
「おぉ、怒らないでください、純子さん。」
「怒るな!!?私を助けず!!見殺しにした!!神に!!怒りを表さないわけないでしょ!!」
「、、、純子さん、あなたはどうしてそこまで生きたいのですか?」
「私の!!これからの私の人生はどうであったのかを!!私は常に考えていた!!元気になったら何をしよう、歩けるようになったらどこに行こか、そんなことを考えていた!!なのに!!私の!!人の人生を何だと思ってるんだ!!考え、悩み、生き続けることが人間たる理由だと私は考えている!!だからこそ!!生きたいと思ったからこそ!!私は、難病を、、、直そうと、、、生きようと、、、頑張った、、、のに、、、どうして、、、」
「あなたは、世界が憎いですか?」
「あぁ!!憎いとも!!私から未来を奪った世界が!!」
「でしたら、あなたにスキルを与えます。」
「スキル?何言ってんの、、、」
「このスキルは世界を壊すことができます、ですが、あなたが少しでも生きたいと思っている限り、このスキルは世界を豊かにします。」
「はぁ?何言ってんだよ、、、あんた、、、私は生きたいと願うに決まってんだろ?」
「えぇ、ですから、あなたが生きる限り私の世界は豊かになる、あなたのこのスキルの範囲、出力はあなたが決められます。」
「具体的には?」
「具体的ですか、そうですね、その気になれば星を作れますし、生物も作れます、そして、どんな難病も直せますに、今言ったことの反対のこともできます。」
「は?規模、、、でっか、、、」
「そうでしょ?まぁ、それもすべて、生きたいと思う願いがかかわっています、強く思うほどに強くなり、生きる意志が弱くなればそれに付随し、弱くなっていきます、ですので、このスキルをあなたに上げます。」
「そう、、、なら、あなたの駒として生きるのは最悪だけど、生きてあげる、神様、、、」
「おや、随分と傲慢ですね。」
「は!人間なんて傲慢で強欲ぐらいがちょうどいいんだよ!!」
「そうですか、では、あなたにこのスキルを授けます、うまく使ってくださいね?純子さん?」
「当たり前だ、私の生きたいを思う意志と憎しみは誰よりも強いと自負してるからな。」
「そうですか、では、このスキルの名前は、「全ての根源」とでも言いましょうか。」
「そうかい、なら、私はどこに転生するの?」
「貴方は、龍人として、転生していただきます。」
「龍人、、、それは、強いの?」
「えぇ、強いですよ、寿命は数万年はいきれますし、魔力も龍脈からもらっていますのでほぼ無制限です、身体能力は私の世界でも上位に入る能力です。」
「それは、、、生きれそうだね。」
そう言って、純子は生の喜びをかみしめるように笑った。
「それでは、転生の儀をします、さようなら、純子さん、頑張って生きてくださいね?」
「当たり前でしょ?あなたも気になる、”生きる”という覚悟をもって生きてやるわ!!」
「えぇ、見てますよ。」
そう言った神様は、純子を転生の儀で自身の世界に送った。
「ふふ、あそこまで、生にしがみつくものは面白いな、やはり。」
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