90話 憩いの場その18
やあやあみんな、最近ギーディスほぼ出てねえじゃんって思う人もいるかと思ったり、いなかったりなんちゃって。さてさて今回はギーディスが振替担当だよ。
嬉しい?嬉しいでしょと近くに寄ったら、ツンツンと突かれ振り向くと以前アイズと一緒に行動していたクワエがいる。
「久しぶりだね、クワエ」
「アイズのお父さん、ご無沙汰してます」
「急にいなくなったってディリー心配してた。何してたんだよ」
クワエはエヘヘと誤魔化そうとするも、羽織りを見せられ、そういうことかと納得した。
「麿はエルディ組に実は入っていて、アイズを見張るよう組長に言われてたの。それでアイズがデッドハラン王国と繋がってることもあって、麿は組長のもとで働いてるって感じかな」
「ディリーまたショックを受けそうだな。後で慰めに行くとして、気になってたんだけどさ、女性は組とかに入らないものなんじゃないか?」
「エルディ組ともう一つ組があってそっちは女しかいない組。ゾンアもドロップもそっちの組ってわけ」
「ほほん。となると女組長がいずれ現れるってことか。人物が増えるほど、忘れ去られてしまう人物も出て来そうだから、もう少ししたら登場人物五十音で伝えるから、もう少し待っててな。んじゃ早速振り替えと行こうか。まずは新規で出てきた人物を紹介しよう」
【 登場人物 】
・ゾンア 能力:ゾンビ
・ドルック 能力:地震
・ルヴ 能力:幽霊
・シシア ティル・ヨウミ・ズユの母
この三名が追加された人物であるが、まさかシシアがエルラド族だったとは知らなかったよ。まあライディー社にいた頃、シシアが行方不明になったことで、館長が荒々しくなりながら仕事やりづらかった。
まだはっきりしていないが、デッドハラン王国はもともとノールト人たちが住んでいたのかははっきりしていない。ロンゴールは何か知っているかもしれないから、後に情報は提供してくれると信じよう。
それにしても披露宴であんなことが起きるとは正直驚いたよ。
「クワエは披露宴の時、いたのか?」
「ううん。麿は女組長の下で働いてたから、その日は行ってない。ニディアにおめでとうって伝えて」
「直接言え。相談相手がいなくなって、引きこもってたんだから」
「ごめんごめん」
まあなんとかニディアも落ち着いている様子だし、それよりニディアのお腹にいる子が心配になってきた。結構ニディアはストレスを溜めてしまうから、赤ん坊に支障が出ないことを祈るしかなさそうだな。
「そう言えば、麿は会ってないけど、リア大丈夫?なんかヨウミと寝ている場面あったけど」
それを言われ俺は全身に炎が出てしまい、えいっとホースで思いっきり水をぶっかけられる羽目となった。あの時点で新しい命ができてしまえば、シシアやナユと同じ運命を辿ることになっちまう。
この世界での遺伝子学では三人目以上の子を産む母親は約一年程度で衰弱死するとされている。だからライディー騎士団では二人目を産ませたら、館長に気づかれないよう逃がしていた。もうライディー社ではなくなったため、大半の母親はその子を引き取ったり、会社に勤めていることもあって会社に訪問する母親が増えている。
ここでシシアが四人目を産む雰囲気が出ていたが確実に母子共々衰弱死する。それを防ぐためにもなんとかしなければならない。
「落ち着いた?」
「落ち着いてはいないが、イルルやノアの能力で子どもがもう一人できているということだ。その子がどんな能力なのかは定かではないが、イルルが見ていた未来で気づかれているほどの能力。それによってイルルの左目は失っているようだ」
「えっとなるとまた何年後からの話になっちゃう系なのかな。だってズユはリクによって楽園に戻されちゃったわけだし」
「可能性はあるな。もう頼む。リアをワイズのところに返してやってくれーーーって叫んでも意味ないか」
ムージュのことに振れていたし、それ以外の元ライディー騎士団団長たちの話が出てくるかもしれないからな。それにしてもチーシャはやっぱり死亡して、ルヴという幽霊は何者かも明らかになっていくだろう。
「これからどうなるのか、それともう少し麿も出して」
「それは作者さん次第だろ。さて次回91話リアとズユに残されたもの。おっ楽しみにぃ」
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次話2月11日配信予定




