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ブラッドカラー  作者: 福乃 吹風
50/195

50話 憩いの場その10

「やあやあ、久しぶりのギーディスだよぉ」

「久しぶりじゃのう、皆の衆。心配かけてすまなかった」

「おかえり、ルマ」

「ただいまのだ。それにしても今回はすごいことが起きたのう。そしてティルのサプライズ。とてもよかったぞ」


 ティルから相談を持ちかけられた時は、ティルの頭が壊れたのかと思ったけど、ワイズとリアを心から祝福できるようになってよかったよ。一時期はワイズから奪うとか言ってたのに、成長したな。


「妾も参加したかったぞ。牢屋暮らしはもう飽き飽きだ」

「ブルズンはニューダ社と手を組んでいなから、助けられなかったよ。まさかチーシャとキアが忍び込むとは想定外だった」

「妾もびっくりしたぞ。そのせいでキアはシフォンと別れ、あやつのところへ行ったのだからな」


 偶然とは思えないぐらいタイミングの良さでアイズは等々キアを手にした。これでエンディードの実験が行われるのは確実に起きる。


「アイズ、あんなに執着してては、案外優しい一面もあったのう」

「あはははは。俺はアイズをほったらかしにしていたようなもので、ノアが兄らしいことはしてたらしいけど」

「それが原因ではないか。もっと父親らしいことしないから、アイズは師匠というやつについていったのであろう。全く」


 ペシッとルマに叩かれる俺で、しかもルワード陛下とロンゴール指揮官がまさかの兄弟だとは知らなかったよ。やっとナユが誘拐された謎が解けたということだ。

 

「シフォンがいじめを受けているとは妾、知らなかったぞ。ギーディスは知っていたのか?」

「いや、俺はワイズのことばっか考えてたから、気づかなかったよ。それよりメーファがあるものをもらっているというのはなんだろうか」

「確かにアイズがチラッと言っておったな。確かデッドハラン王国から例の物貰ってたと言っておった。なんじゃろ」

「もうすぐ本編から出てくるかもしれないから、要チェックかもしれない」


 そうなるとカディヴィア学園にデッドハラン王国の調査員がいるのかもしれない。それか元ライディー社に居続けた者か、カディヴィアで過ごしていた者になる。

 これはこっちも警戒は怠らないように注意しなければならない。するとキアと端っこで泣いていたシフォンを発見する。いつの間にいたんだとルマがよしよしと撫でていた。


 まだ実際、心の傷は癒えないかとここは可愛い孫、ミライに癒してもらうかと連れて来ようとしたら、シフォとミライがよちよち歩いてくる。

 待ってミライとワイズが追いかけてきて、つっかまえたとワイズに抱っこされて俺の隣にきた。


「ミライ、俺のところにおいで」


 そしたらミライはプイッとしちゃって、シフォとシフォンのほうに手を伸ばす。ワイズはルマにミライを預け俺を慰めてくれる。


「ミライはシフォンが心配できちゃったんだよ。後でいくらでも抱っこさせてあげるから」

「ありがとう、そして改めておめでとう、ワイズ」

「ありがとう、親父。まさかティルからサプライズで披露宴行えたのがめちゃくちゃ嬉しかった。俺たちを襲おうとしたのは、親父たちだろ?」

「へへ。気づいてた?」

「全然。てっきりデッドハラン王国の人間かと思って逆に焦ったけどな」


 気づかれてたらアウトだったから、よかったと安心していると、大変じゃとルマが焦り始める。


「シフォンが記憶失ってしまったぞい!なんとかせい!」

「ミライの能力封じているのになんでだよ」

「余は誰?ここはどこ?」

「今すぐ思い出させてやるからな」


 ワイズの無効化でシフォンは記憶を戻したことで、キアと泣いてしまった。どっちのほうがよかったかと思えど、次回キアとシフォンは巡り会えるかはお楽しみってことで。

 次回、51話春の嵐。


「じじ、抱っこ」

「お!」


 ミライを抱っこして満面な笑みでバイバイをするミライであった。


※こちらのページは本編ではございません。毎週日曜日に更新予定。

次回1月14日12時配信。

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