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愛した君への最初で最後の手紙  作者: 幸(ゆき)
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動脈瘤が見つかる

店を始めて、初めての星野先生の診察に行くとMRIの検査でモヤモヤ血管に動脈瘤が見つかり

「次の診察日にどうするのかを決めよう」と、言われた。



 家に帰りその事を翼に話すと


『星野先生に毎年8%ずつ出血率が上がって行く』と、言われていたのだから仕方がないよね。


でも、いきなり出血をして手術をするよりも計画的に手術をする方が良いし、どの医者に手術をして貰えるかを決められるから絶対に動脈瘤を見つけてもらえて良かったと思う。


でも、よくモヤモヤ血管の動脈瘤を見つけてくれたよね。



 国立脳医療センターでは動脈瘤が破裂しているのに見つけられなかったから、モヤモヤ血管の動脈瘤を見つけるなんて本当に凄い医者だと思うよ」



「星野先生は看護師やレントゲン技師なんかのスタッフみんなに凄く厳しくて怖いイメージがあるけど、働いている全ての人のスキルが高くて親切に感じる。厳しくても辞めないのはきっと正しい事を言っているし、厳しくても自分自身のスキルアップになるからだと思う。今まで色々な病院に行って来たけど、ここの病院とやなだクリニックは最高に良いから。少し不安はあるけど早くに見つけてくれて良かったよ」



 やなだクリニックに行き動脈瘤の事を話と「動脈瘤は怖いからな」と、言われ。


「でも出血する前に見つけてくれて良かったと思います」と答えると、微笑みながら


「ここに来る患者は酷い目にあった人達ばかりだからな、でも星野先生だったら大丈夫だよ」と、力強く優しく言ってくれた。



 星野先生は「私は年を取ったので万が一の事を考えて手術はしない.


 今、1番良いと思っている医者に手術を依頼するから」と言って、手術は国立脳医療センターでする事になった。



  前に大学病院から見ていた主治医は、評判の良くない私立大学病院の教授になっていて、前に出血をした時に手術をしてくれた医者が、前に通院していた都大学病院の准教授になった後、国立脳医療センターの部長になっていたので、その先生に手術をして貰う事になり、国立脳医療センターに行って造影剤を使ったカテーテルの検査日と、その後の手術をする日を決めた。



 カテーテル検査と、手術日が決まった日に店のホームページに休みの予定を書き込み、入院予定日より少し長めの休みの日にちを書いた。



 3日間の造影剤の検査が終わり、3週間後の手術をするまでの1週間前から店を休み、片付けと掃除を始めた。



 入院2日前には片付けと掃除を終わらせて後はゆっくりしようと考え、久しぶりの大掃除と片付けをしながら、店の備品達に感謝の心を持ちながら出来るだけ綺麗に掃除と片付けして、心の中で戻って来たらまた頼むぞと呟いた。



 今日が掃除の最後の日だなと思いながらカウンターを拭いていると、突然激しい頭痛がして、左側から崩れ落ちる様に倒れたのを最後に記憶が無くなった







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