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愛した君への最初で最後の手紙  作者: 幸(ゆき)
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翼とモルディブへ

 関西空港から羽田空港に行き、そこから海外線に乗り換えた。

 

 飛行機の中はビジネスクラスだったので、沖縄に行った時とは全く違う広い座席でサービスも良く、美味しい食事を食べ、無料のアルコールも少し飲んだ。

 

 マーレに着き、ガイドに案内してもらい水上飛行に乗った。

 小さな飛行機で本当に大丈夫なのだろうかとビビっていると、それを察して翼がくすくすと笑い

 「私が付いているから大丈夫だよ」と言ってきて、少し向きになり「怖くなんかない」と言って、飛行機に乗った。


 エンジンが掛かり飛び立ち、怖くて固まっていると翼がそっと手を握って「見て、凄く綺麗だから」と言ってくれ、落ち着いて景色を見ると、青い空と白い雲、木々が並んでいる美しいビーチがある島々に、海の色が青や緑、下まで見える透明な色などの様々に変わる景色を見ながら、怖さを忘れ感動をしながら、翼の手の温もりを強く感じた。

 

 飛行機が水面に着陸して島の桟橋に着くと、数人の人が出迎えてくれ荷物を運んでくれて。

 その人たちに着いて桟橋を歩きながら海を見ると、小さなサメやエイ、カラフルな色をしている小さな魚や、少し大き目の魚たちが沢山泳いでいた。


 桟橋を降りると両サイドに砂浜が広がり、少し砂浜を歩き、ヤシの木が並んでいる小道を進むと大きなプールがあり、そこを越えると広い建物があって、その中に入ってチェックインを済ませた。

 

 チェックインカウンターにいていた日本人のスタッフに、水上コテージまで案内をされて中に入った。


、広々とした部屋の中には、大きなベッドがあって綺麗な花が飾っていて、床の下の一部がガラス張りになっていて綺麗な海と魚達が泳いでいるのが見え、窓を開けると広いテラスから海に降りる階段があり、いつでも海に飛び込めるようになっていた。


 案内してくれているスタッフと荷物を運んでくれている人達にチップを渡すと

「ウエルカムドリンクがあるので何がいいですか」と聞かれ、


 何を頼んで良いのか分からず「モルディブらしい美味しい物を、アルコールが入っていても大丈夫なので」と言って、ベッドの上に寝転がり、休憩をしてから待って来ていたい荷物の整理をした。


 少ししてから運ばれてきたトロピカルなドリンクを飲んだあと、ダイビングの受付所に行き説明を受けた。


「ビーチダイビングのポイントは島を囲むように5つあって、ダイビング用のタンクはショップの前においているので、横にある台車に乗せスタッフに声を掛けてから持って行ってもらっていいのですが、必ずバディ(2人)で潜って下さい。

 あと、タンクを運ぶ時はスタッフに言うと運んでくれるのですが、その時はチップを上げて下さいね。

 ボートダイビングの時間は8時、13時、17時の3回、この前から船が出るので10分前にここに来て下さい」と説明をしてくれ、


 笑顔で

「おめでとうございます。明日の11時から結婚式を挙げられると、お聞きしています。

 それ以降からのダイビングになると思っているのですが、ここでは初めにチェックダイビングをしていただかないと駄目なので、いつ頃都合が宜しいでしょうか」


 翼が

「今からは無理ですか。時間がある限りモルディブを満喫したいし」と、微笑みかけながら話すと


「浅瀬の辺りで、短い時間だったら大丈夫ですよ」と言ってくれて、


 前のビーチの桟橋の辺りで、チェクダイビングをする事になった。

 

 海の中に入るとビーチなのに綺麗なサンゴが沢山あって、海亀やヨスジフエダイ、ツノダシの群れなどの魚が泳いでいて、その中で簡単なスキルをしてチェクダイビングを終えた。

 

 夜に食事を済ませた後、プールのそばにあるバーで少しだけカクテルを飲んで、満天の星空にキラキラと輝く海、さざ波の音を感じながらコテージに戻った。


「明日は結婚式だね、籍は要れないけど」


「ごめん」


「いいよ、約束だから。でも一緒に暮らすのだからベッド下に隠してるエッチなDVDは捨ててね」


 ばれていたのか、お気に入りなのにと思いながら「はい、仰せの通り」と答え、一緒にベッドの中に入った。

  


 翌朝起きてテラスに出ると、太陽の日差しと海の美しさに改めて感動をした。

 

 部屋に運ばれた朝食を済ませ、1週20分位の島をゆっくり歩きながら綺麗な貝殻を拾って、部屋に持って帰りチャペルに向かった。


 着なれないタキシードに着替、椅子に座っていると、


 純白のウエディングドレスを着た美しく綺麗な翼が現れ、その姿に見とれながら心が躍った。


  チャペルで愛の言葉を交わして、式が終わりコテージに向かう桟橋を歩いていると数頭のイルカがいてジャンプしたり回転をしていて自分達を祝ってくれている様に見えた。


 部屋に入りベッドに座ってから「愛してる、いつまでも」と少し照れながら柄にもないセリフを言った。


「私も、今が一番幸せ」と答えてくれ、大きな幸せに包みこまれながらベッドの中で深く深く愛し合った。


 ビーチダイビングでは綺麗なサンゴやカラフルな魚達と遊び、ボートダイビングでは移動中にイルカの群れを見、一緒に泳ぎ、水中でもマンタやジンベエザメとも泳ぐ事が出来た。

 陸上でも結婚式、ハネムーンで来ていると言う事で、ケーキやシャンパンなどのサービスでもてなしてくれて最高の楽しい日々を過ごした。

 

     

             ・・・・・・


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