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愛した君への最初で最後の手紙  作者: 幸(ゆき)
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認定されなかった障害年金と障害者手帳

 2日後に社労士から電話があって、


「5日後に医者が診断書を書いてくれるので、15時に病院に行って欲しいのですけど大丈夫」と、言われ「分かりました、大丈夫です」と答えた。


「その日は私は忙しくていけないけど、以前に書いて欲しい診断書の内容と、大学病院への紹介状を書いて貰うように言っているから私が行かなくても大丈夫なので、1人で行ってください」と言われ、1人で病院に行く事になった。


 

 病院に着き、


 1階の診察室に呼ばれて中に入ると主治医が居て、ニコニコと笑顔で座っていた。

 

 体調などを聞かれた後、診断書を見せてもらって渡されたが説明が無く、

 それを見ると症状などと検査をした項目ごとの点数が書かれていて、

 

 日常生活能力の判断と言う項目の所には(自発的に出来る・自発的に出来るが援助が必要・援助があれば出来る・出来ない)・(適切に出来る・おおむねできるが援助が必要・援助があれば出来る・出来ない)となっていて、

(自発的に出来る・適切に出来る)と言う項目の全ての所に〇が付いていた。


 診断書の意味や内容は分からなかったが診断書を受け取り、ハローワークで言われた診断書の事を話して


「週に4、5日、5,6時間働ける診断書を書いて欲しい」と、話すと


「直ぐに書くから帰りに受付で受け取って。

 それから退院の時にも話したけど、もう一度検査に来ないといけないからね。

 診断書も書いてあげたのだから」と言われて、帰りに診断書を受け取り、2枚分の診断書代を払って帰った。

 


 家に帰り、社労士に電話を掛けて診断書を貰った事を話すと「市役所の障害福祉課に行って、診断書を出すように」と言われ、翌日に出しに行った。


 市役所の総合案内所で障害福祉課の場所を聞き、そこに向かうと受付に若い女の人がいて、障害者手帳と障害年金の事で来た事を話して診断書が入っている封筒を渡した。


 封筒から診断書を取り出して、見始め「これで通るのですか」と、首を傾げ

「でも、ま、医者がお金を取って診断書を書いたのだから通るのでしょう。出しましょう」と言われて、

 社労士も入れているし、大丈夫だろうと思いながら「はい」と答えた。

 

 

1か月が過ぎた頃に、市役所の障害福祉課から電話があって「障害者手帳は降りませんでした」と言われ、

 驚きながら「3級もですか」と、聞くと「はい、3級もです」と告げられ、電話を切った。


 直ぐに社労士に電話を掛けてその事を伝えると、不機嫌そうな声で「前に2級相当に書いてくれると言っていたのに、何か変な事を言わなかったか」と聞かれ、

 そう言えばと思いながら「仕事の事でハローワークに出す診断書を書いて貰った」と、その内容を伝えると

「そんな事を書いて貰ったら、2級相当の診断書は書いて貰えなくなる」と、怒った口調になり「3級は降りたのか」と聞かれ「降りなかった」と伝えた。

 

 大きなため息が聞こえて

「3級が降りなかったら障害者年金の2級は無理だ。

 手帳の2級と年金の2級は違うから3級がおりればまだ手はあったけど、もう無理なので今回は辞任します。書類は全て送るので」と言われ、

 

言われた後、腹が立って来てきて直ぐに病院に電話を掛けるとソーシャルワーカーに回され、その事を話すと「しばらくお待ちください」と言われて、暫くして

『今度来た時の検査をした後に、手帳が降りるように診断書を書く』と、主治医が言っているので、次の診察日まで待っていて下さい」と言われて、電話を終えた。

 

 

 診察日までは凄く長く感じ、いらいらする日々が続き、診察に行く日は体調がすぐれなかった。


 名前を呼ばれ個室に入ると主治医はいなくて、いつも検査をしていた人がいて


「あれ、今日は先生は居てないのですか」


「今日は、主治医は他の事をしていて来れないから、私が検査だけします」


「そうですか。今日は凄く疲れていて体調が悪いので、また今度にして貰えないですか」


「え、スケジュールを開けていたのにめんどくさい。それだったらもうしなくてもいいんじゃないの」と、いやらしく早口で言われ


「そうですね、疲れているのでどっちでもいいです」と答えると、顔つきまで変わり、めんどくさそうに


「主治医に連絡を取るから少し待っていろ」と言って、電話を掛けながら通路に出て行き、少ししてから戻って来て

「主治医が『障害者手帳が欲しかったら今日検査を受けろ」と言っているけどどうする」


少し考えて「受けたら障害者手等を貰えるように診断書を書いて貰えるのですか」と聞くと、


 もう一度電話を掛けながら部屋から出て行き、少ししてから戻って来て

『書いてやるから受けろ』と言っている」と、嫌味な顔をしながらめんどくさそうに言われ、検査を受ける事になった。

 

 長々とした検査が終わると、ニヤリと笑い

『診断書は書き終わったら連絡をする』と言っていたから」と言って、ガサツな態度を取りながら帰って行った。


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