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愛した君への最初で最後の手紙  作者: 幸(ゆき)
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退院後までの入院生活

 翌日に教授回診があって、


 教授が先頭で後ろから多くの医者が付いて来てぞろぞろと病室に入り、教授と主治医がベッドの前に立った。

 

 教授と主治医が何か話した後、教授に

「何か変わった事はありませんか」と聞かれ、


「少し頭が痛くて、ふらつきがあります」と話すと、


 主治医が慌てて「大丈夫です。後で私が聞いておきます」と、頭を何度も下げながらこびり付く様に言い、向かいの患者の方に誘導した。


 退院前日に担当医に「手術後の説明をします」と言われ、手術前に主治医から翼と手術の説明を受けた部屋に向かった

 

 中に入り、


「手術中のビデオの画像があるので少し見て見ますか」


「はい。見て見たいです」

 

 パソコンの電源を入れて映像を見せてくれた。

 

 テレビなどで見た事がある様な映像で、驚かずに見ていると「ほとんど同じ様な映像だから」と言って画像を止め


「今回の手術は凄かったですよ。

 教授位の年齢になると老眼で目が見えにくくなってきて、手術に時間がかかるけど、今回の手術は2時間少々で終わっていて『最高新記録だ』と主治医が言っていた。

 3ミリの血管を10ミクロンの糸で結ぶ手術で、こんなに早くするのは初めて見ました」


「そうですか。よく分からないけど凄いのですね」


 頷きながら「凄い手術でしたよ。

 検査の結果、血流も良くなっていて、どんどん血が巡っています。容態は変わりありませんか」


「そうですね、頭の回転が少し良くなっている様な感じはしますけど」


「そうですか良かった。

 3か月後に検査があって、入院をして貰わなければ行けないようですが、詳しい説明は明日の退院前に主治医からありますので」


「分かりました。3か月後も先生も居ているのですよね」


「私は大学院に行くので、松川さんの検査入院の時にはいないです」


「そうですか。大学院ってすごいですね」


「私は地方の医学部卒なので箔をつける為に、ここの大学院に行って勉強するのですよ」と、微笑んだ。


 親しみやすい先生だったのに、居なくなるのは残念だなと思いながら部屋を出た。

  


 翌日退院前に主治医が来て、次の検査入院の時に造影剤を使ったカテーテルの検査をする事を言われ、入院日を決め、

 

 検査入院する前に1度外来の診療に来る事なり、持って来ていた生命保険の書類を書いて貰うように話すと

「生命保険の書類は退院の時の受付で渡して下さい。

 書いた後、郵送すると思います。詳しい事は受付で聞いて下さい」と言って、病室から慌ただしく出て行った。


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