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愛した君への最初で最後の手紙  作者: 幸(ゆき)
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ダイビングの海洋実習2回目

 次の講習日のダイビングはボートダイビングで、

ビーチダイビングとは違い重い器材を背負って歩かず器材を背負った後、ボートから後ろ向きに入るバックロールエントリーと言うテレビで見た事があった方法で海に入った。


 1本目のダイビングは少し緊張していたが、ビーチを歩くよりずっと楽だったので良かった。


 2本のダイビングが終わってウミガメは見られなかったけど、綺麗なサンゴや魚達を見、遊び、凄く満足出来だ。


 帰りの車の中で


「初級者向けのライセンスは今日の講習で取れて終わったけど、もう一つ上のライセンスまでは取っていた方が良いよ。

 海外なんかに行くと18メートルで止められてマンタなんかの大物が見れなかったり、ブルーホールと言った光が綺麗に入ってくる地形や洞窟なんかに連れて行ってもらえなくなるから。

もう一つ上のライセンスを取れば、30メートル位まで潜れてナイトダイビングなんかが出来る資格だから、もちろん沈潜や洞窟にも入れるし」と、城が話しながら後ろを振り向いた。


 翼達は少しだけ小声で話し相談をしているようだったが、

直ぐに「行くよ」と答えた。


「学科講習1回と海洋実習が2回でボートダイビングが4本だから、2人が行くなら当然松も行くだろ」」と、笑いながら話し


「今度は30メートル以上潜るのと、沈潜と洞窟にも行こうと思っているのだけど、1泊2日でどう。

 月曜日が松の店の定休日だから、月曜日と火曜日で松に合わせてほしいのだけど。

 安い民宿があるから綺麗ではないけど料理は旨いし安いから」と、こっちを見ながら微笑んだ。


「仕事は、店は」


「休めよ。たまにはいいんじゃない、たまには」


「仕方がない、分かったよ」と、少し困った様な返事を返したが、内心では嬉しかった。


 その返事を聞いた城が、後ろを向いて満足そうに笑いながら2人に、

「3人で行ける日にちを決めて」と話し、


 翼と楓がスケジュール表を出して、それを見ながら行ける日にちを3人で話して決めた。

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