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愛した君への最初で最後の手紙  作者: 幸(ゆき)
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人間ドックと脳ドックへ

 人間ドックの検査しているビルの前で待ち合わせをして、ビルの3階に上がると数人がすでに待っていて、受付をすましてロッカールームで着替えをした。

 

 多くの人が向かって行く方について行き、職員の人に聞いて順番に検査を受けはじめた。


 いろいろな検査を受けている途中で、職員の女の人に通路の長椅子のある所に案内され

「少し、ここで待っていて下さい」と言われて、長椅子に座った。

 

 暫くすると医療関係者のような制服を着た女の人が来て、不愛想な感じで、、

「付いて来て下さい」と言われ、着いて行った。

 

 エレベーターに乗って地下1階に行き放射線科と書いている所に着くと、めんどくさそうに、

「今から脳のMRIを撮るので、絶対に動かないで下さい。脳のMRIは難しいので少しでも動かれたら綺麗に映らない事があるので、目を閉じていてください。

 まばたきも絶対にしないで下さい」と言われた後、MRIを撮るようの着替えを渡され、着替えをした。


 着替えが終え、あらかじめ渡していた問診票を渡すとそれを見ながら体に金属が入っていないかなどの質問をされ、

 もう一度きつい口調で「絶対に動かないで下さい」と言われ、MRI室に入った。

 

 筒状になっている大きなMRI装置の前に小さな長細いベッドがあって、上向きに寝かされ体と頭を固定され、狭い筒状の中に入れられた。


 職員が「始めますね」と言って部屋から出て行き、暫くすると凄くうるさい音が聞こえて来たが「絶対に動くな」と言われていたので、目をつぶったまま気にしないように、翼は今、何の検査をしているのだろうかなどと考えた。


 20分位で検査が終わり、開放されてほっとした。


 検査室の前で少し待つ様に言われて待っていると、不愛想だった女の人が、笑顔で明るい表情をしながら向かって来て、

「待たせしました、行きましょう」と言ってきて、何か態度が違うなと思いながら、もと居た場所に戻り検査の続きを始めた。


 全ての検査が終わってから、また職員に呼び止められ、小さな部屋が3つある前の長椅子に座って待つように言われた。


 長椅子に座ると直ぐに名前を呼ばれ、小さな部屋に入ると医者が居て、医者の前の椅子に座った。

 

 名前を確認された後、パソコンに映っている画像を見ながら

「脳ドックの検査結果、脳に異常が見られます。

 大した事はないようですが、1度脳の専門医がいている病院で診てもらった方がいいでしょう」と、柔らかい表情で言われ、


 店の事を考えながら「大した事じゃないのだったら、行かなくてもいいですか」と、大丈夫だろうと思いながら聞いた。


 医者は優しく微笑みながら

「大した事はないと思いますが、もしも私が松川さんと同じ状況だったら、絶対に専門医の居ている病院に行きますよ。

 だから松川さんも1度は病院に行った方がいですよ」


「分かりました。1度病院に行きます」


「良かった、その方が良いです。どこの病院に、いつ頃だったら行けますか」


「飲食店をしていて月曜日が定休日なので、月曜日だったら行けます。

 病院は、近くの赤生日病院に行きたいと思っています。

 日にちはいつでもいいので、月曜日でお願いできませんか」


「分かりました、予約が取れるか調べてみます。希望の時間はありますか」


「出来れば朝の1番目で予約を入れてもらいたいのですけど」


「分かりました」と言って女性の職員を呼び、その事を伝えて、希望の日と時間を調べて予約を取ってくれた。

 

 更衣室に戻り携帯電話を見ると翼から着信とメールがあって、慌てて着替えをして電話を掛け、ビルの入り口で落ち合う事にした

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