ある日―――
どうも、大山 たろうです。
一気に二つも連載投稿してて、大丈夫か、とか心配してくれる人の気持ちは大いにわかります。
が、どうしてもやりたかった!
速さの都合でこっちは不定期更新となります(多分)
ということで、世界変革のすゝめ、お楽しみください!
この星には、遥か昔から、ある形をした生き物が森や川、北の果てから南の果て、上も下も、右も左も、あちらこちらである生き物が生息していた。
それが、ヒト種。
進化の過程で獣の特徴を宿したり、体がその環境に適応したものも数多く確認されているが、その二足歩行の知能を持ったサル、いや、もうサルとは隔絶した知能を宿したため、ヒト種と表現しているが、この生物は今や星を超え、別の天体まで活動域を広げていた。
そんなヒト種が跋扈する世界。
そこで俺は、否、俺たちは、どう立ち向かうのか。
ゴブリンの下克上? スライムの突然変異? 魔王の誕生? そんなものじゃない。
「このままでは、いつまでたっても人の世じゃないか!」
「そーだね、変わり映えしないし、何か仕向ける?」
「一気に絶滅するようなものはやめておこうか、これを築くのにも相当な時間がかかった」
「じゃあ、どうするの?『たろー』」
「そうだなぁ......」
――――――――――これは、生物対生物が世界を舞台に生存競争、なんていう戦いじゃない。
「とりあえず、奥地にいるやつを全滅かな」
――――――――――ちっぽけな生物対、世界の管理者という構図であった。
もっと変わりゆく世界を、なお変わらぬ世界を、朽ち果てる街を、移ろいゆく季節を、ただ眺めたい、その感情の赴くままに知能を持ったヒト種の巣くう世界を、変革する。
「じゃあ、前みたいに、分身体、用意する?」
「あれはやめだ、操作は楽だったが魂ごと撃ち抜かれたせいで修復が厄介だった」
ここにいる二人。一人は少女。金の髪を伸ばした、少し眠たそうな少女。白く緩い服装で世界を見ていた。
そしてもう一人。この空間で、代わりに数多の世界の管理をすることを条件に、全能神から一部権利を委託されている、膨大な量存在する世界で数えて見れば珍しい黒髪を伸ばし、ひげがチロチロとちらつく。そして服装はジャージ。そんなこの世界では明らかに『異質』な男だった。
―――――彼の名は『大山 たろう』。権能委託される前は、ただの人だった。
そして、これがこの星の運命が変わった会話だった。
「それじゃあさ、前の世界みたいに隕石落とすなりなんなりして、迷宮やったら? 発展も促せるし」
あくびをしながらその少女は話しかける。けど、とたろーと呼ばれた男は返した。
「でもあれ作るの結構苦労したんだぞ......適当に作ったら百階層いかれるし、かといって強すぎたらBAD ENDだからな?」
「だから、その世界から連れてこればいいじゃん、なんだっけ、ダンジョンマスターみたいなやつ、あったでしょ?」
その瞬間、男は雷に打たれたような錯覚を感じていた。
「それだ! そうと決まればさっそく......」
「まって、ゴミみたいな人間呼んでもそこまで発展と間引きは見込めない、ちゃんと選別作業はするべき」
「は、はい......」
少女に叱られる男。が、ロリコンの男はご褒美をもらった喜びで、しっかりと仕事をするのだった。
12/7 一部変更