表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Utopia・Online〜開始初日で魔王になるエクストリームプレイ日記〜  作者: オタケ部長
HP1から始まる鉱山都市
49/56

HP1から始まるスコシ茸納品

また遅れたぁ〜!すみません!



30部分以降を少し手直ししました。良かったらどうぞ


 『スコシ(だけ)納品

  依頼内容:ギルドにスコシ(だけ)を納品する。

  依頼者:エリック・エノックス

  ランク指定:なし

  依頼期限:なし

  達成報酬:50万ユート』


「ランク指定……この依頼を受けれる冒険者のランクだよね?」

『そうだな。ランク指定も依頼期限もないのに達成すると50万ユートか……なかなか美味しいな』

『みんな取りそうなのに……なんで残ってるんでしょうか』

「その依頼に興味があるのかい?」


 あやの独り言(実際には念話で会話していた)に反応したアンナが話しかけてくる。どうやら二人の書類の手続きは終わったようだ。


「北区のギルドにも貼ってるんだけどねぇ、誰も受けないんだよ」

「えっ?結構条件が良さそうに見えるのに……」

「異界人のあんたは知らないだろうけどね、スコシ(だけ)なんて物はなかなか見かけることもない超貴重品なんだよ。私は現役時代に一度食べたことあるけど、逆に言うと一回しか見たことないからねー」

「昔は冒険者だったんですか?」

「まぁね。ギルド職員には多いよ、元冒険者」

『よく感じたらコイツ、なかなか魔力を持っているな。現役はかなりいい腕をしてたかもしれないな』


 元魔王のエバーが言うのだからよっぽどだろう。このおばちゃんすごい……。


「うーん……」

 

 改めて依頼書を見るあや。しばし考えて


「よし受けよう」


 依頼書を手に取った。そこで呆れたようにアンナが言う。


「アンタねぇ……貿易都市みたいな流通が盛んなとこでもなかなか見ないものを、駆け出しのアンタが見つけられるのは簡単じゃないよ。それより別のにした方が……」

「ご心配なく」


 そう言って自慢げな顔をしたあやがイベントリから取り出したのは、あやがログアウトしている間、骸骨召喚術師(スケルトンサモナー)が採取した【ドクドク茸】と【マヒマヒ茸】を{毒魔法}で毒抜きして用意した【スコシ(だけ)】である。


 これにはアンナも驚いたようで、


「なっ!?それをどこで!?」

「ふふん。【チュートリア大森林】で見つけました。本物です。どうぞ確認を」

「あ、あぁ……」

 

 恐る恐ると言った様子であやから【スコシ(だけ)】を受け取るアンナ。様々な角度から確認すると、金属製のトレーの上に慎重に置く。


「確かに、確認したよ。悪いけど、報酬は今すぐには渡せない。また後日になる。それでも構わないかい?」

「まぁ金額が金額ですしね。わかりました。あっそうだ……」


 あやが取り出したのは複数の【スコシ(だけ)】。骸骨召喚術師(スケルトンサモナー)がせっせと毒抜きをしてくれたので、たくさんあるのだ。


「依頼書には特に記載はなかったんですけど、一個だけでよかったですか?複数あるんですけど」

「………………………その、先方に確認するので今回は一個で大丈夫です、はい」


 あまりの驚きに思わず敬語になるアンナ。


「わかりました、じゃあまた明日伺いますね。あ、二人とも、これから案内頼める」

「わ、わかりました……」

「………」


 あやはどこか呆然としているルシアとアレスを連れてギルドを後にした。


 そして残されたアンナは、


「まずはアイツにも話を通して……領主様にも話しとかないとね〜」


 そう呟いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ