ディアとの出会い
「わっ…」
今日僕は夢を見た。ほとんど夢を見ない僕が。その夢は…正夢だった。
今から起こることが夢の内容だ。
今日は清々しい日曜日だ。
家でゆっくりとしようと思っていた時
『コンコン…』
家の扉を叩く音が聞こえた。
「はい」
僕が返事をすると、聞き覚えのない男の人の声。僕は扉を開ける。
「えっ…」
そこにいたのは、角と尻尾の生えた人間とは思えない格好をした人がいた。
「お前が狡兎…雨宮狡兎か?」
「それが僕とディアの初めての出会いだった」
♡♣︎♤♢~ディアとの出会い~♢♤♣︎♡
「不審者。」
僕は言った。
「君誰だよ!ストーカー?それともただの不審者?」
D「俺は不審者じゃねぇよ。子供。」
僕はイラッとした。僕より身長が低いヤツに言われたくない
「お前の方が僕より年下だろ!」
すると、ありえない返事が返ってきた
D「え、俺18だけど?人間の年では」
「は?いやいや、僕15だけど…身長低いじゃん。」
D「…以外に高ぇのな。あ、言うと、俺はお前の同居人。家主に聞いてなかった?てか、角見えるんだね。尻尾も」
「え?同居人?お前が?ちょっと待て。竜と同居!?嫌だよ僕」
扉を閉めようとしたが、力の差か逆に全開にされた
D「じゃあ、一旦お前が部屋に入れてくれないって家主に連絡してこよ」
「ごめん!ごめんて!まぁ同居人なら入れよ…」
D「お、以外に広い。ってことで!あ、名前。俺はディア.エドワード!偽名で、琉衣にしてるぜー!よろしくな!」
「よろしくー…」
こうして僕と、同居人?の竜。ディア(琉衣)との同居が始まった。