第62話 「そもそもお前ら作り方知ってんのかい?」
ピザ窯をつくることを宣言した太朗ですが、果たしてどのような展開に進むのでしょうか!
お楽しみください!
「ピザ窯って今更またかまど増やすんかタロウ?」
唐突にピザ窯を作ると宣言し、盛大にスベった私。そして冷静にツッコミを入れてくるシゲノブ。
「あそこは調理場でしょう?庭に作るんですよ庭に!」
「タロちゃんタロちゃん!そしたら地下にワインセラーも作ろう!」
「いいですね!作っちゃいましょう!ワインセラー!」
「お前らな・・・。」
ハァとため息をつくシゲノブ。暇にかられて暴走気味の私に便乗してただ遊んでいるタズナ。
「とりあえず雪が止んだらでっかいのを作りましょう!ピザ窯!」
「まだ言ってんのか。」
そして次の日。
「いいじゃないッスかー!ピザ窯!やりましょうタロウさん!」
「さすがユウキ君!そう言ってくれると思ったよ!」
庭から草原は真っ白銀世界だが空は快晴。雪も止み絶好の作業日和である。
「ご飯食べたら早速取り掛かろうね。」
「そうするッス!」
「あー、緑坊。ジェット貸してくれ。帰りの便手配しとくわ。」
「帰るんスか?」
「そらおめぇ元々すぐ帰る予定だったんだからよ。帰らねぇと店どうすんだよ。」
「あ、箒でよければ乗ってく?」
「お前は寄り道すんだろうが。夕方には来てくれるよう手配して今晩中に帰るわ。」
こうしてこの日の予定が決まる。さあ、ピザ窯作りに取り掛かろう。ちなみにこの間一言も発していないリュウはおひつを空にする。さすがの大食い少年である。
「さあ、ユウキ君。」
「やりますか、タロウさん。」
二人で庭に仁王立ちである。
「・・・ピザ窯?」
「そう。ピザ窯を作るんだよ。」
「ピザ窯を作るんス。」
改めて確認してきたリュウ。だいじなことなのでと復唱を繰り返す。相も変わらず仁王立ちの私とユウキ。
「・・・材料は?」
「「・・・。」」
「そもそもお前らピザ窯の作り方とか知ってんのかい?」
「「・・・・・・。」」
「ヲフ。」
鋭い指摘を行ってくるリュウとシゲノブ。仁王立ちのまま返す言葉もなく硬直しているとまた出た天然とばかりに呆れているシルク。
「タロウさん。」
「なんだろうかユウキ君。」
「まず作り方からッスかね。」
「そうだね。」
こうしてリュウにお願いすることに。リュウはある程度想定できていたようで。
「・・・絶対1番大変なの俺だと思ったんだよ。」
とボヤくことになった。本当にごめんなさい。
こうしてピザ窯作りの手前素材集めが始まるのである。
なかなか時間が取れず、お待たせしている方はすみません。
さて、のんびりスローライフ今回は新たにピザ窯編の序章という感じでしょうか!
太朗の物作りはどのように進んでいくのでしょう!
次回もお楽しみください!




