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【完結済み】田中太朗のスローライフ〜普通な男の転移生活〜  作者: 三笠 どら
第1章 田中太朗新たな人生の始まり

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第6話 力:100のデメリット発生!?

前回は太朗の隠れざる特技が発覚し、

太朗自身の個性も見えてきた回になりましたね!

今回はさらに話を進めていきます。

何か思い立った様子の太朗。

一体なにをするのでしょうか!

 ずっと気にかけていたことがあった。ご飯問題が解決し、少し光明が見えた私はずっと放置していたあるものに着手することに。腹ごしらえと一服(木苺らしきものと水)を終え、ある場所に来ていた。この場所には驚嘆、歓喜の思い出深い場所である。まぁ昨日なんだけどね。そこは焚火からすぐそばの森の入り口だった。

「さて、この大木どうしようか。」

 昨晩思いのほか1撃で切り倒すことができた森の木である。私は昨夜も寝る前に思っていたことがあった。それは、この大木もしかしたら持ち上げれるんではないだろうかということだ。あれだけ簡単に切り倒すことができたのだから持ち上げることもできるだろうと考えていた。

「まあ物は試しだよな。ヨイショ。」

 スルッ。簡単に担ぐことができる。さすがは自慢の力である。力:100様様だ。何にせよ一旦寝床のそばにもっていこう。森の近くだと狭いからね。寝床までは5分ほどなので軽い軽いとおもっていたが、1分ほど歩いたところで足が進まない。

「ゼェゼェ・・・。ハァハァ・・・・・。水・・・・。」

 急に息が上がり、大量に汗をかく。思わずその場に大木を置き手ぶらで寝床まで戻る。座って水を飲み、ステータスを確認する。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 体力:3/32

 力:100

 かしこさ:34

 運:20

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 体力ごりごりに減ってるんだが!?あ、でも1上がってる。それはちょっとうれしいな。そういえば前に大量の石を運んでいるときも息上がったっけ。つまり、重いものは持ち上げるのは力で簡単に持ち上げることができるけど、それを運んだりするのは体力ってことかな。必要以上に重いものを持ち運ぶと体力に影響がでると。理にはかなってるのかな。え、不便。いや贅沢言っちゃいけないのかな。

「あの大木を運ぶ方法を考えないとな。」

 体力回復をまず優先。時間的に体感でも昼前くらいだし焦ることもないかなと。川の罠を確認し、捕まえれそうな魚を確保。下処理をしてさっきの簡易蒸し器に内臓をとった魚を投入。でも今度は少し手を加えて、木を細かく削り下の器に敷き詰める。そこに石でできた板(石のまな板の元になったもの)を置き、その上に魚を置く。木くずに火をつけふたをする。もうおわかりでしょう。燻製にチェレンジだ。

「何の木かわからないけど燻製にするのは滅菌も兼ねてるからね。あと放置できるし!」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 生活の知恵

 簡易燻製機:

 なんちゃって燻製機。

 ひねりがない。残念です。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 先生ごめんなさい。いや褒めてほしいんだけど!?工夫してるよね。

 こうしてご飯の用意をしつつ焚火をもう一組。ひとつだとご飯してると不便なんだよね。川へ水を汲みにいったりとなんだかんだ忙しくして過ごす。川で1匹だけ追加で魚を取り、串焼きにする。体感だけど体力が尽きそうだったんだよね。水を運ぶのも一苦労だったし。そうして休憩したり木や石を加工したりして体力回復を待つ。燻製も白い煙が立ち上り、なかなかにそれっぽさを際立たせている。次は干してみてもいいかもなあ。なんて思いつつステータスを確認。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 体力:29/32

 力:100

 かしこさ:34

 運:20

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「よし。だいぶ体力も戻ったし、大木のところにもどろう。」

 結局大木は何分割かして運ぶことに。目安は大量の石より少し重いくらい。距離が近いのでそれほど体力は奪われないだろうと考えた。長さで言うと2mくらいに切り分け1つを運ぶ。さて持ってきたはいいけどどうしようか。

 悩んだ末に、まず板を作ろうと半分に割ってみる。スコーーーンと音がし、真っ二つに。この辺はすごいんだよなあ力:100さん。丸太が半分になったが鉋がない。これを加工するのはむずかしそうだなあなんておもいつつ転がらないように半円部分も切る。長方形(?)の板が2つ完成した。

「これ微調整が利かないんだけど。」

 そう、小斧を振るえば綺麗に切れてしまうのだ。2mもあるし邪魔だからという理由で半分に切り分ける。1mの長方形のような木が4つできた。切り落とした部分は薪やらなにやらにするとして、持ってきたはいいけど何のために持ってきたんだと言わざるを得ない。悩んだ末に太朗が作ったもの、それは。

「よし、まず四角に並べよう、焚火の周りにセッティングしてっと。」

 ほら焚火の周りにベンチが4つできたでしょう。ちょっとキャンプっぽいよね。なかなかに楽しそうな空間だ。みんなで焚火を囲ってワイワイしてる姿が目に浮かぶ。

「・・・。一人しかいないんだけどね実際。」

 すこし寂しさを思い出すことになった初の木工体験だった。それでいいのか太朗くん。少しどころじゃなく危機感がない。大丈夫か太朗。


さて、第5話もありがとうございました。

木の存在覚えてましたか?

文字数とか話の展開の都合でほったらかしただけってわけじゃないですからね!?(笑)

今回の目玉は力と体力の関係でした。

3話で息が上がっていたのも実は伏線でしたよ~!

次回はもう少し工作感がある回にしたいですね。

ながーーーーい目で優しく見守りください。

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