表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結済み】田中太朗のスローライフ〜普通な男の転移生活〜  作者: 三笠 どら
第6章 本格物作り【急】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

62/77

第57話 スキルと前世

今回はサクッと!慌ただしく進みます!

かるーーーく、へーって読んでください(笑)

 建築チームがやって来てから数日間かかると思っていた家の建設はなんと1日で終わってしまった。今は晩御飯を食べながら3人で今日の振り返りをしている。

 さすがファンタジーの異世界とでも言うようなスキルや特技のオンパレードでみるみる組み上がっていく家に呆気にとられていたら、

「大工さん達はタロウさんが木運んできたあと三度見くらいしてたッスけどね!」

 と笑われてしまった。

 木材はこちらの希望で魔境の森の物を使用してもらっている。私が丸太を運んでいるのを手伝おうとしてくれた職人の1人が、全く持ち上げられなかったところからどうやら注目を浴びてしまったらしい。

 ちなみに熟練の職人になると力のステータスは80~90前後とのことで、やはり100という数字は見たことがないらしい。

「スキルないって言いながらタロウさん結構チートッスもんね。祝福もそうッスけど。」

「でもファンタジー的なこと何ひとつできないからなー。実感がないんだよね。」

 ちなみに建築で飛び交っていたスキル、特技で目を引いたのは瞬間結合と平衡感覚だ。便利だな。と思っていたのは人力でくっつけたり水平を見たりしていたからだろうか。

 そして遂に乾燥のスキルに出会うことになった。木材を乾燥させることに使っているそうだが洗濯物なども瞬時に乾かすことができるとか。

「髪の毛だけはだめでしたね。1回やってみたら水分全部飛んじゃって。」

 と、その職人さんは笑っていた。ついでに我が家と家具類や各粘土家具、予備の在庫の木材なども乾燥してもらった。

 木を切り加工するのは私の仕事だったが予め用意していた事もあり足りなくなったり遅れることはなく万事順調に進んだ中で、棟梁から提案が来る。

「下水道というか、水道管通そうか?」

「え?できるんですか?」

「一番簡単なのだとため池から水道管通して家に繋ぐ方法だけど、今って水どうしてるんだ?」

「えっとため池で水を組んで、浄水器を通してますね。」

「浄水器?」

「ちょっと取ってきますね。」

 こうしてザル型浄水器を見せると、また珍しいもの使ってるな。とのお言葉を頂いたがじゃあという事で水周りも改善して頂けることになった。

 驚いたのは探知スキルを持ってる人の能力だ。水脈や鉱脈などを見つけたり、魔獣などの探知も出来るらしい。本人はというと、

「縦範囲は広いんですけど横が半径50メートルまでなんでハンター系の冒険者にはなれませんけどね。」

 と笑っていた。なんてみんな贅沢な悩みなんだ。

 そして探知スキルでなんと水脈を発見。そこから井戸を引き、さらに水道管も用意して各家に水道を付けてくれた。

 ちなみに水道管はスキル:モグラの方が掘り進めて設置してくれる。穴を覗いていたシルクが別のところから出てきたモグラさんに驚きと警戒をしていたのも微笑ましいことこの上ないシーンだった。

「なんか、前世の職業とか趣味とかがそのままスキルに影響してる人が多かったね。」

「真逆の人も多いッスよ。前世と関係あるのか無いのかって議論は学院の研究課題らしいッスね。」

 学院とかあるのか。まあ学生っていう年齢でもないし関わることもないだろうな。

「なんというか、目まぐるしいけどワクワクした1日だったよ。うわー。ファンタジーだ。って感じで。」

「前街行った時は大通りだけでしたもんね。攻略最前線とかすごいッスよー!」

「攻略最前線?」

「なんか攻略組って言いながら未開の地回ってる自称冒険者の人達がいるんスよね!」

「・・・あの人たちはなんか違う。」

「勇者の人会ったことあるッスけどまー胡散臭いんスよ。まあその筋では有名人ッス。」

 なるほど。実際に転生物として生きていく人たちもいるってことだな。私には関係無さそうだ。それにしてもここに住んでる私からしたらちょっと物騒な話だな。

「魔境の森と魔境の山はそういう人はこないの?」

「一応攻略済みみたいッス。実際命がいくつあっても足りないッスからゲームみたいに一網打尽!レベル上げ!みたいな感じじゃないっぽいッスけど。」

「そうなんだね。まあうちになだれ込んでくるとか森狩りとかって物騒なことにならないといいんだけど。」

 ここでリュウがスっと立ち上がる。

「ん?リュウくん?どうかした?」

「・・・おかわり。」

 寡黙にひたすら黙っているだけかと思っていたが、この子なんとご飯3杯目である。成長期なのかな。こうして慌ただしかった1日の夜は更けていくのであった。



少しこの世界の様相に触れていきました。

ファンタジーですから勇者もいるでしょう!

いつか勇者も登場するでしょうか?

太朗には関わりなさそうな人達ですけど(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ